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2024/08/18(SUN)

スタッフブログ

【決定回避の法則】への対策法

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。先週は商品数が多くなるほど集客率は上がるが、購入率は下がってしまうという「決定回避の法則」をご紹介しました。先日、スーパーの精肉コーナーでお肉のパッケージに「生姜焼き用」「カレー用」など用途が記載されているものがあることに気が付き、これは「決定回避の法則」の対策の一環なのではと思い、いろいろと調べてみました。なので、今週は先週のNetflixの例以外での「決定回避の法則」への対策法をご紹介します。

1つ目は使用用途を説明したり、使うシーンを絞ったキャッチコピーをつけることです。先ほどお肉の例はまさにここに当てはまります。お肉の調理の仕方をあえて限定することで、カレーや生姜焼きを作ろうとしている人が精肉コーナーに大量に並ぶ商品な中から探すという手間を防いでいます。

2つ目はおすすめや人気ランキングを表示することです。私たちは商品の売り上げランキングや人気ランキングにランクインしている商品を選びがちです。なぜなら、これらの商品には「周囲の人がこの商品を評価している」という安心感があるからです。おすすめやランキングは、消費者がその商品の価値を推し量らなくとも既にその商品の価値が保証することで、消費者の選択の過程での思考を簡略化し「決定回避の法則」を防いでいます。
書店では毎年「本屋大賞」を受賞した作品たちを特設コーナーを設けて販売しています。おかげで、私たちは何万冊とある本の中から素晴らしい作品を簡単に見つけることができます。そのため、私は「本屋大賞」には既刊本市場の活性化などの目的があるのですが、その目的の1つに「決定回避の法則」を防ぐということも含まれているのではと考えています。

3つ目はカテゴリーに分類することです。ファミレスのメニューを開くとグランドメニュー・ランチメニュー・モーニングメニューなどの大きなカテゴリに分かれていて、さらにそこからハンバーグ・ピザ・スパゲティなどの小さなカテゴリに分かれています。こうすることで少ない選択肢の中から選択を繰り返すことで最終的な選択をすることができ、100種類以上あるメニューでも選択する苦痛を低減しています。

このように、日常では様々なところで私たちが簡単に選択することができるよう工夫がなされています。また、これらの工夫により豊富な商品を取りそろえつつも、安定した購入率を得ています。

ぜひ一緒にCreateしましょう!

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