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2024/12/12(THU)

スタッフブログ

ハンバーガー界の革命児、マクドナルド

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今週は「ハンバーガー界の革命児、マクドナルド」についてお話します。

皆さんはマクドナルド兄弟をご存じですか?マクドナルド兄弟はファストフード界の王者「マクドナルド」を生み出した兄弟であり、この二人がハンバーガー業界に起こした変革は、今日のファストフードの基礎となっています。
まず、「マクドナルド」が誕生した1940年のアメリカでは、どのようなハンバーガーショップが一般的であったのかお話します。モータリゼーションが進んだことで、この頃のアメリカではすでに一般市民が自家用車で旅行するということが日常となりつつありました。そのため、この時代にはドライブインレストラン形式のハンバーガーショップがアメリカ全土に存在していました。この形式の店では、車で来店するとカーホップと呼ばれる接客係が注文を取り、車まで食事を運んでくるシステムが採用されていました。しかし、ハンバーガーは従来のレストランのように皿やナイフなどのカトラリーと共に提供されており、今ほど手軽に食べられるものではありませんでした。さらに、調理方法も従来のレストランと同じであったため提供スピードが遅く、注文してから何十分もかかるということも頻繁に起こっていました。
そのような背景のもと、カリフォルニア州サンバーナーディーノに誕生した「マクドナルド・ハンバーガー」は3つの変革によって大成功を収めました。

1つ目の変革は、「スピーディー・サービス・システム」と呼ばれる工場式のハンバーガー製造法です。マクドナルド兄弟は従業員の導線を研究し、最も効率の良い厨房を特注しました。さらに、グリップを握ると適量のケッチャプが押し出される機械など、ハンバーガー製造における様々な工程を機械化することで、短時間で大量のハンバーガーを製造することを可能にしたのです。
2つ目の変革は、カーホップを廃止し客がカウンターに並んで注文し、その場で受け取るシステムを採用したことです。カーホップを廃止により、客はカーホップにチップを払う必要がなくなったことで、その分だけ安くハンバーガーを買うことができるようになりました。さらに、待ち時間の短縮にもつながり、迅速性も向上しました。
3つ目の変革は、ハンバーガーを紙で包んで提供したことです。今まではテーブルの上でナイフやフォークを使って食べるものであったハンバーガーが、公園のベンチなどどこでも食べることができるようになったのです。また、カトラリーの廃止は店にとっても、カトラリーのコスト削減や管理業務の負担軽減といったメリットを与えました。

これら3つの革命により、マクドナルドは「注文されてから30秒程度での商品の提供」・「当時15セントという低価格により高いコストパフォーマンス」を実現し、顧客からの人気を獲得しました。現在のファストフード業界では当たり前のように採用されているこれらのシステムは、すべてマクドナルド兄弟によって生み出されたのです。

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