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2024/08/27(TUE)

スタッフブログ

ブックカフェのメリットや開業時の注意点

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今週はブックカフェについてお話します。
昨今、インターネットの普及に伴い書店の数は減少し続けており、現在の書店の数はピーク時である1997年の半分しかありません。紙の本が売れにくくなっている現在、書店の形態は多様化しています。例えば、六本木にある書店「文喫」は平日1500円、休日1800円の入場料制を導入しています。
入場料としては決して安くはない金額ですが、代わりに店内の本はすべて読み放題で、飲み物も無料で楽しむことができます。何より、入場料を払っているため時間に気兼ねなくのんびりと本の世界に浸れることがこの店の大きな魅力です。ほかにも、「盛岡書店銀座店」は「1冊の本を売る」というコンセプトから毎週ただ1冊のみを販売しています。

ブックカフェはこのような多様化している書店の形態の一つで、現在店舗数が増加しています。蔦屋書店ではスターバックスなどと提携し、広々とした飲食スペースで書棚に並ぶ本を楽しむことができます。また、大きな書店だけではなく個人経営の小さな書店で、ブックカフェを営んでいる店もたくさんあります。
ブックカフェが増えている理由として、小資本で開業することができるということが考えられます。もとからある書店にカフェスペースを設けるだけでブックカフェとなるので大規模な投資の必要がありません。また、本が売れない現在では飲食業を始めることで店の収益向上も期待できます。

ブックカフェを開業する際、外観のデザインには特に注意する必要があります。飲食店は一般的に、入店した時点でそこで何かしらの飲食をしてお金を支払う意思があることが前提となります。一方、書店は入店したからといって必ずしもそこで本を買うとは限りません。つまり外観から書店だと感じるのか、カフェだと感じるのかによってお客さんの行動が変化してしまいます。
書店としての機能を優先させている場合、書店のような外観を演出したほうが良いです。書店のように演出することで、カフェを利用しない人でも店に入りやすくなります。もしも、カフェのような外観だとカフェを利用しない人は店に入りにくいと感じてしまいます。
反対に、カフェの機能を優先する場合は、カフェのような外観を演出すべきです。もしも、書店のような外観だとそこがカフェだとわかっている人しか来店せず、新規客を獲得するのが難しくなってしまいます。

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