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2024/12/26(THU)

スタッフブログ

無人搬送車とは?【AGV・AMR】

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今週は無人搬送車についてお話します。

皆さんは無人搬送車を見たことがありますか?無人搬送車は主に工場や倉庫で多く使用されている荷物や資材を自動で運搬するロボットです。私は小学生時代に社会科見学で行った自動車工場でたくさんの無人搬送車が動いているのを見た覚えがあります。無人搬送車はAGVとAMRの2種類に分かれており、今回はその違いについて解説します。

まず、AGVはAutomated Guided Vehicleの略であり、こっちが本来の無人搬送車です。AGVには様々な誘導方式があり、誘導方式によって走行方法や用途が異なります。主な誘導方式は電磁・磁気誘導式、画像認識方式、レーザー誘導式の3種類です。これらの特徴をご紹介します。

電磁・磁気誘導式はライントレース方式ともよばれ、床に設置した磁気テープや誘導線をセンサで読み取り走行する方式です。この方式は、国内で最も普及している誘導方式で、誘導線や磁気テープの設置に工事が必要というデメリットはありますが、導入コストも安く、信頼性が高い方式です。また、他の方式と比較すると高速移動が可能です。ただし、磁気を使用しているため鋼板のような磁性体の床では使用することができません。

画像認識方式は床に描かれたQRコードやARマーカーをカメラで読み取り、自車の位置を把握するシステムです。この方式は高精度な位置制御が可能であるという特徴があります。また、走行ルートの変更が容易であるという特徴があります。

レーザー誘導方式は建物内の壁や柱に反射板を取り付け、レーザーの反射を用いて自車の位置を把握するシステムです。画像認識方式と同じく、高精度な位置制御が可能であることや走行ルートの変更が容易であるというメリットがあります。しかし、レーザー光を使用するため、柱が多い建物、設備や荷物が多い場所ではレーザー光が遮られてしまうため、使用することができません。
 
AMRはAutonomous Mobile Robotの略で、磁気テープやQRコードなどの誘導体の設置が不要である点がAGVと大きく異なります。AMRはカメラやレーザーセンサーなどの外界センサとジャイロスコープといった内界センサを併用することで、自己位置を推定し、自律的に走行・搬送することができます。AMR導入時にAMRに建物内を一周させ、周囲の環境をマッピングすることで、自動的に周囲の環境を把握し、搬送ルートを構築するため、柔軟な運用が可能です。そのため、レイアウト変更が多い倉庫などと非常に相性が良いです。

AGVとAMRはどちらも省力化補助金の対象となっており、補助金を活用すればお得に無人搬送車を導入することができます。皆さんぜひ、無人搬送車を導入して職場の省力化に取り組んでみませんか?

ぜひ一緒にCreateしましょう!

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