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2024/28/06(FRI)

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コンビニのアパレル進出について

コンビニのアパレル進出についての画像

皆さんこんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。
今週はコンビニのアパレル進出についてお話ししようと思います。

皆さんはコンビニで販売されている衣料品についてどのようなイメージを抱いていますか?
「急な出張で下着がない」「雨に降られて靴下が濡れた」といった緊急時に買うものというイメージではないでしょうか。
さらには、急場しのぎなだけに「デザインがダサい」「品質が悪い」といったイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、ファミリーマートのオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」はそのようなコンビニの衣料品のイメージを覆しています。
コンビニエンスウェアは2021年3月に全国展開をはじめ、
ワンラック展開から始め今では2.5ラック(売り場の7%)にまで規模が拡大しています。
商品ラインナップはソックス、スキンタンクトップ、キャミソール、インナーT、ボクサーパンツ、トランクスなどの今までも取り扱っていたようなものから、アウターTシャツ、ボタンダウンシャツさらにはリュックまで幅広く取り扱っています。

コンビニエンスウェアの成功の裏には「緊急需要」から「目的買い」への転換がありました。
今までの年間を通じて変化がなく季節感が感じられない売り場、
緊急需要のために無難な色・デザインだった商品を、
季節感やワクワク感を意識した売り場、日常遣いしたくなるようなデザインに変化させていきました。

さらにはデザイナーには世界的に活躍するファッションデザイナーの落合宏理氏を起用したこり、
今治タオル認定のタオルハンカチを開発したことからもファミリーマートがコンビニエンスウェアにどれほど力を注いでいるかうかがえます。

コンビニには衣料品店とは異なり試着室がないことがコンビニでアウターを販売することのハードルとなっていますが、
それに関してはシニア男性や若い女性といった幅広い年代のモデルが、
同商品を着用したポスターパネルを店頭に提示することで補完しています。

コンビニで衣類を買うことが当たり前になれば、
その店舗数の多さから世界一の規模のアパレルブランドになるでしょう。
コンビニエンスウェアの躍進が今後のアパレル業界にどのような影響をもたらすのかとても興味深いです。

ぜひ一緒にCreateしましょう!

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