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2024/28/06(FRI)

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ゴールデンサークル理論を活用したマーケティング

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こんにちは。
Buddieateスタッフの福島です。
本日は「ゴールデンサークル理論」についてお話します。

ゴールデンサークルとは、人間の活動についての要素を示す円状のモデルで、
内側からWhy(なぜそれをするのか)、How(どうやってそれをするのか)、What(何をするのか)の順で構成されています。

この円モデルはビジネスでも勉強でも、何かを始める時に各要素について考え、
行動の方向性を明らかにするために使われます。
また、何か製品についてプレゼンテーションする時などにもこのサークルが用いられます。

この時、ゴールデンサークルの最も内側にあるWhyから考えていくと物事がうまくいく、と言われています。

例えばこれからしようと思っていることについて考える時、Why(なぜそれをするのか)から考え始めると、
その行動が長続きすると言われます。

製品の説明でも、Whyから始めるとオーディエンスの心に響くプレゼンテーションになる、と言われています。

これは2009年にアメリカの作家サイモンシネックが「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」というスピーチの中で紹介され、
有名になりました。サイモンはスピーチの中でAppleを例に挙げて説明しました。

一般的なコンピュータメーカーが製品説明をする時には、
「我々のコンピュータは素晴らしく、美しいデザインで簡単に使えます。いかがですか」という風にWhat(どんな製品か)という説明をします。

対してアップルは「我々のすることはすべて世界を変えるという信念のもとで行っています。異なる考え方に価値があると信じています。私たちが世界を変える手段は、美しくデザインされ簡単に使えて、親しみやすい製品です。こうして素晴らしいコンピュータができあがりました。いかがでしょうか。」という風に、Why(なぜその製品を作ったか)から説明を始めます。最初に製品を作った人の思いから説明された方が、人は惹きつけられるのです。

本日は主にプレゼンテーションへのゴールデンサークルの応用についてお話ししましたが、先に少し述べたように、ビジネスや勉強を始める時にもこのモデルは役立ちます。どんな行動もまずは理由があって成り立っています。その理由が明確化されると、知らぬうちに本来の目的とずれた判断をしてしまう、などといったことも避けられるでしょう。
事業者様が何故この事業に着手されるのか、今一度見つめ直されてみてはいかがでしょうか。

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