コラム
スタッフの原です。
最近、著者スペンサー・ジョンソンさんの「チーズはどこへ消えた?」という書籍を読み、
ビジネスマンや私と同じ大学生にも必要な考え方が多くあることを感じました。
そこで今回は、ビジネスなどに直接活かすことのできる知識などではありませんが、
感じた内容を紹介しようと思います。
まず簡単にこの書籍のあらすじを紹介します。
この物語には二匹のネズミと二人の小人が登場します。
彼らは毎日迷路の中でチーズを探し、ある時大量のチーズを手に入れます。
彼らはしばらくそこで幸せな日々を過ごしていますが、ついにチーズがなくなってしまいます。
二匹のネズミはすぐに新たなチーズを探す旅を再開しますが、
小人はチーズは必ず戻ってくると信じその場所を離れませんでした。
ネズミはまた新しいチーズを見つけ幸せに暮らし始めますが、
小人たちの下にはチーズが戻ってくることはなく、
一人の小人はもう一度チーズを探す旅を始めることを決意します。
しかしもう一人の小人はその場にとどまりチーズを待ち続けます。
そして旅に出た小人が様々なことを考え成長していくという物語です。
この物語では小さな変化に気づき、素早く対応する大切さが述べられています。
実はネズミたちはチーズを毎日確認し、徐々に少なくなっていることに気づいていたためすぐに行動に出ることができました。
これはビジネスや普段の生活の中にも落とし込める内容ではないかと感じます。
会社の経営が悪化する前には必ず小さな変化が起きています。
その変化にいち早く気づくことが大切です。
そして次に行動することが大切です。
この書籍の中で「自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたくなる」と書かれています。
変化が起きていたとしていても、今までの業績や地位が大切でなかなか行動に出れないことが多くあると思います。
しかし、いつかこの業界の経済も回復するのではないかと考え
従来のやり方を貫き続けるだけではなく、古いやり方を変え変化にうまく対応した行動をとることが大切です。
そうすることで新たなチーズすなわち新たな成功を得ることができます。
他にもこの書籍ではビジネスマンや大学生にとって重要な考え方を与えてくれるため、
ぜひ皆さんも読んでみてほしいなと感じました。