コラム
皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。
先週は近年注目されているリキッド消費についてお話ししました。
今回はラジオCMのメリットについてお話ししようと思います。
ラジオCMにはタイムCMとスポットCMの2つの種類があります。
タイムCMは番組のスポンサーになることで放送してもらうことができます。
「この番組は〇〇の提供でお送りしました」といったアナウンスがなされ、番組の中でCMが放送されます。
タイムCMは月単位で広告枠を購入することが多いです。
一方スポットCMはあらかじめラジオ局で決めてある広告枠でCMが放送され、
どの番組で広告を放送するかは指定することができません。
放送期間、放送時間、放送回数などの条件を決めて広告枠を購入する必要があります。
そのため、CMが放送されるのは番組の途中であったり、番組の前後であったりと様々です。
スポット広告は1回から発注することもできるので、CM放送のハードルが低いのが特徴です。
ラジオCMの1つ目のメリットはターゲッティングがしやすいことです。
ラジオ番組は時間帯によってリスナー層が大きく異なります。
朝の通勤時間などではサラリーマン、昼間であれば主婦層や社用車を運転している営業職、
深夜は長距離トラックの運転手などがリスナーの中心でしょう。
そのため自社で設定したターゲット層にCMを聞いてもらえる可能性が高いです。
2つ目のメリットは費用対効果が高いことです。
ラジオもテレビと同じように不特定多数の人に情報を発信するマスメディアですが、
ラジオCMの費用はテレビCMの1/5~1/10ほどです。
そのため広告費を抑えつつ、不特定多数の人に向けて情報を発信することができます。
またその他のメリットとしてラジオには、テレビと比較してCMが放送されてもチャンネルを変えられない傾向があります。
さらにテレビと違い録画してCMを飛ばすこともできないため、
リスナーにCMが届く可能性が高いです。
最後にラジオCMの成功例として高齢者向けの宅配弁当サービスを行っている株式会社ソーシャルクリエーションを紹介します。
株式会社ソーシャルクリエーションはスポットCMで月曜日~金曜日、各曜日1回、1回20秒で「ニコニコキッチン」というサービスについてのラジオCMを福井県を中心に放送しました。
1日に1回では少なく感じるかもしれませんが、
この会社は9ヶ月間もCMを放送し続けました。
結果として「ニコニコキッチン」の知名度を倍近く上昇させることに成功しました。