コラム

コラム

Column

2024/28/06(FRI)

Uncategorized

ロジックモデルの有用性

ロジックモデルの有用性の画像

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。
本日は「ロジックモデル」についてお話します。
ロジックモデルとは、事業が最終的に目指す変化や効果の実現に向けた道筋を体系的に図示化したもので、
事業の設計図に例えられます。
事業がどのような道筋で目的を達成しようとしているのかの仮説を示したもの、戦略を示したもの、とも言えます。

ロジックモデルは一般的に、既に説明したアウトカム(事業や組織が生み出すことを目的としている変化・効果)、アウトプット(アウトカムを生み出すために提供するモノ・サービス)、活動(アウトプットを提供するために行う諸活動)、インプット(アウトプットのための資源)を矢印でつなげたツリー型で表現されます。

ロジックモデルは原則として最終アウトカム、つまり事業が最終的に達成したい目標から検討し始めるものです。
その上で、その最終的に達成したい状況を実現するためには何が必要か、という観点から逆算して中間アウトカム、初期アウトカム、アウトプットや活動、そのために必要なインプットという順に検討します。
ここで、最終アウトカムが大きく抽象的であるのに対して、アウトプットやインプットは具体的な内容となるようにします。

ロジックモデルを作るメリットをお話しします。
複数人でロジックモデルを作成することで、多角的な視点から様々な仮説を出し合えます。
また、いずれの段階においても、誰かが出したアイデアに誰かが意見や質問を投げかけることでその内容をブラッシュアップできます。
同じ事業を行おうとしているメンバー同士で、「そもそもどのような問題を解決したいのか」、「そのために達成すべきことは何か」、「そのために必要となる資源は何か」ということを確認する作業にもなります。
事業をスタートする前段階、あるいは行き詰まりかけている時に改めて認識を確かめ合うという意味でも
ロジックモデルは有用なツールです。
ロジックモデルは比較的単純な構造に見えますが、アイデアを整理し指針を決めることを考えた時、非常に理に適ったつくりになっていると言えるでしょう。先に述べたようなタイミングでの使用をぜひご検討ください。

ぜひ一緒にCreateしましょう!

お問い合わせ