コラム
こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。
本日は「古着ブーム」についてお話します。
これまでは「おしゃれ上級者が楽しむもの」というイメージが強かった古着が、近年は広く人気を集めています。
今や国内のファッションリユースの市場規模は1兆円に迫る勢いとなっているそうです。
その要因として挙げられるのが、SNSの存在とファストファッション人気の落ち着きです。
かつては雑誌がブームの教科書でしたが、現在はSNSがその役割を担っていて、各店舗はSNS発信に力を注いでいます。
また、ファストファッションだけでは個性が表れにくいと気付いた若者たちが他人との差別化のための選択肢として古着を選ぶようになりました。
ここまで、若者たちの中で古着が流行ったきっかけを書きましたが、
古着ビジネスは若者に限らず中高年世代にも人気があります。
しかし、若い世代とその上の世代の中で人気の古着には少し違いがあると言われています。
それが「価格帯」です。古着の価格帯は安価ものから高額なものまでと幅広いですが、
多くの若者はあくまで「他社との差別化」が目的であるため、やはり安価なものを選ぶといいます。
一方、30代~50代には高額な古着の人気が高いそうです。
以前起こった古着ブームの時に若者だった人々が、
その時はお金がなく手が出せなかった価格帯の古着を「今なら買える」といって買っていくそうです。
SDGs意識の促進やSNSの普及で、古着ブームはまだまだ続いていきそうです。