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2024/08/27(TUE)

スタッフブログ

腕時計離れに対するメーカーの対策

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「腕時計離れに対するメーカーの対策」についてお話します。かつてはRolexやPatek Philippeなどの高価な腕時計をつけることが一流ビジネスマンのひとつのステータスとされていました。しかしながら近年、スマートフォンの普及に伴う時計の機能の需要低下や経済格差の拡大によって、人々に腕時計離れの傾向が見られるようになりました。腕時計離れは、特に若者の間で広がっています。2018年の意識調査によると、20代以上の「外出の際に腕時計をつける人」は全体の43.7%であることがわかっています。外に出てみるとかなり多くの方、少なくとも半数以上の方が腕時計を着けているように感じていたため、意外にも低い結果に驚きました。この腕時計離れに対し、腕時計業界はどのような策を講じているのでしょうか。

最近はデジタルデバイス、特にスマートウォッチが普及しています。それらは腕時計業界にとって脅威となる存在になっています。
機能面ではスマートウォッチに勝てないとして、各社はスマートウォッチや普及しているモデルとの差別化のため、「高品質・高付加価値」ブランディングが進んでいます。具体的には、「バリエーションの拡充」、「ブランドのストーリー性」という形で人々の目を惹いています。SNSなどの発達に伴い多様性が当たり前になり、個性重視の時代にシフトチェンジしてきている今、自己表現のひとつとして他人と被らないデザインの腕時計を選ぶ人が増えているのです。このトレンドに合うように、ラインナップがより豊富になり、中にはカスタマイズできるブランドも展開されており、より個々人に焦点を当てた販売形式が取られるようになってきています。

また、高級時計は購入するハードルが高い分、買う理由や意味合いが強く求められます。そこで、多くのメーカーではブランド認知のための取り組みが実施されています。例えば、過去の名作とされたコレクションを再度販売しているメーカーがあります。これには、過去の代表作に触れてもらうことでブランドの歴史やストーリーを深く理解してもらえるというメリットがあります。他にも、自社の独自性を伝えることに力を注いでいるメーカーが目立つようになってきています。

歴史ある高級品メーカーも、販売スタイルを時代に合わせなければ危機に追い込まれてしまいます。一方で、戦略は時代に合わせながらも製品の軸は変えずに伝統を守り続けていく、その姿勢からは長く続いたブランドだからこそ持てる信念を感じます。

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