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2024/09/03(TUE)

スタッフブログ

パルス型消費行動とは

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「パルス型消費行動」についてお話します。パルス型消費行動とは、「直感的・瞬間的な購買意欲による消費行動」です。現在、この消費スタイルを取る人々が増えています。もう少し詳しく説明すると、「購入する直前まで知らなかった名前の商品も抵抗なく買う」、「入店後あるいはECサイトを開くまでは具体的に何を買うか決めていない」、「暇つぶしでスマホを眺めている時に、偶然発見した商品でも躊躇わず買う」といった買い物の形がパルス型消費行動と呼ばれています。

この消費行動が定着した最大の要因はやはりパソコンやスマートフォンの普及であると考えられています。空き時間にスマホを見ていたら発見した商品を瞬間的に買いたくなり、タップひとつで瞬間的に買い物を済ませる、という流れがパルス型消費行動の最もよくある形式でしょう。
従来はスタンダードであった、ある程度時間をかけて悩みながら買いたい気持ちを醸成させる消費スタイルは「ジャーニー型消費行動」と呼ばれます。技術発達によって従来とはほとんど真逆の消費スタイルが一般的になったのです。
パルス型消費行動は「衝動買い」とも少し違います。衝動買いは主に趣味の対象である商品を突発的に購入することを指しますが、パルス型消費行動は日常的に消費する商品に対し行われます。また、この消費スタイルは特定の商品を購入する意図を持たない情報収集から開始する場合が多いとされます。

それでは、パルス型購買意欲が高まるのはどのような場合なのでしょう。消費行動についての分析・調査の結果、主に以下の6つのセンサーに基づいて起きていることがわかりました。
1. セーフティ:「より安心なもの」に反応するセンサー
2. フォーミー:「より自分に合うと思うもの」に反応するセンサー
3. コストセーブ:「お得」に反応するセンサー
4. フォロー:「売れているもの」や、「誰かのおすすめ」に反応するセンサー
5. アドベンチャー:「知らなかったもの」や「興味をそそるもの」に反応するセンサー
6.パワーセーブ:「買い物の労力を減らすこと」に反応するセンサー

これらのセンサーは時と場合により強く働き、消費者の行動を促します。例えば、偶然開いたECサイトで自分の好みの商品がセール中であった時、コストセーブのセンサーが働きパルス型消費行動に繋がる可能性が高まります。

インターネットが普及してから随分経ちますが、その過程で人々はかつてなかった行動スタイルを獲得しました。まだしばらくの間はパルス型消費行動がスタンダードの時代が続くと思われます。この消費スタイルと、6つのセンサーを意識した販売方法を行えば、市場でリードできるチャンスも増えることでしょう。

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