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2024/10/29(TUE)

スタッフブログ

JTのマーケティング

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「JTのマーケティング」についてお話します。近年、健康志向の高まり、非喫煙者や嫌煙家の声の顕在化などによりたばこに対して厳しい目が向けられることが増えています。また、増税により価格が大幅に上昇し購入のハードルも高くなっています。分煙化も進み、最近では全面禁煙としている施設が多数派になってきました。
社会的、経済的要因により消費すること自体が難しくなり、まさに社会から煙たがられる存在となってしまったたばこ。当然、これらを販売する企業は非常に大きな制約、ダメージを受けています。しかしこれほどの逆境にいながらも、日本たばこ産業株式会社(JT)は社会の中で信用と地位を維持しています。強い向かい風を浴びているたばこという商品をを販売する会社が、今の時代でもイメージダウンすることなく事業を続けられる理由とその取り組みについてお話しします。

JTは喫煙者の方の幸福を願いながらも、喫煙そのもののプロモーションはしていません。マナーや分煙を呼び掛けることで、喫煙者と非喫煙者が共存すること、喫煙者が受け入れられる環境を目指しています。「皆が笑顔でいられる社会をつくり、喫煙文化を次代につなぐ」を社の使命とし、そのために「地域密着型総合営業」というスタイルを取っています。このスタイルは、地域での役割を持ち、地域で求められるような会社でいるというものです。
全ての層から支持してもらうため、大きく分けて喫煙環境の整備、地域課題解決の2つを行っています。喫煙環境の整備としては、喫煙者の方に加熱式たばこの即売会を実施したり、分煙コンサルティングを行ったりといった内容が挙げられます。これらの活動でたばこに関しての困りごとの解消や予防策を実施しています。

2つ目の地域課題解決は、たばこそのものからは離れた内容となっています。例えば「JTの森」といって、借り受けた森を地域の森林組合や住民の方々と協力し手入れをするという活動があります。他にも、「ひろえば街が好きになる運動」と題した森の清掃イベントを支援したり、地域からクリエイターを創出する活動を支持したりと地域の環境維持や活性化に向けた取り組みをしています。

JTは他の商品やサービスを提供する企業とは異なり、売ることだけを目標とせず、様々な活動を通して共感や賛同を集めることに力を注いでいます。そしてその活動が企業だけでなくJT周辺の地域を元気づけていることも事実です。たばこという商品から離れてJTという活動団体が人々を、地域を支える存在になっている。これは他に例をみないビジネスモデルですが、事業や文化を長く支持してもらい、継承してもらうためには非常に効果的な手段であるように思われます。

ぜひ一緒にCreateしましょう!

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