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2024/10/31(THU)

スタッフブログ

音の力

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今週は音の力についてお話します。
皆さんは日常生活の中でどれぐらい音楽を聴きますか?私は通学時間や家事をしているとき、何かの作業中には必ずWALKMANで音楽を聴いています。音楽は私たちのテンションや気分に非常に大きな影響を与えます。朝、大学に向かうときにリズム感の良い曲やハイテンポな曲を聴くと「一日頑張ろう」という気持ちになるし、夜にゆったりとした曲を聴くと非常にリラックスすることができます。

このような音楽の力は日常の多くの場面で利用されています。例えば、過去にレストランでそれぞれハイテンポな音楽とスローテンポの音楽を流し、音楽が客の行動にどのような影響を与えるか調査する実験が行われました。結果は、スローテンポの音楽を流した店では客の食事をとる速度が遅くなり、食事量に変化はないものの、アルコールなどのドリンクの注文数が増加し売り上げが増加するというものでした。この実験から店内で流れている音楽の店舗と客の行動には相関関係があることがわかります。

他にも、カフェでそれぞれポップス、クラシック、インストゥルメンタルを流した場合と全く音楽を流さなかった場合の比較する実験も行われています。結果はクラシックを流した時が最も購買金額が高くなったそうです。クラシックを流すことで高級感が演出され、若年層が減り代わりに高所得者が増加したと考えられています。海外では来てほしくない人を避けるために駅などでクラシックやオペラを流している場所が存在するようです。

音には記憶や感情と強く結びつきやすいという特徴もあります。音は記憶に深く刻み込まれているのです。「メロディは思い出せるけど曲名、歌詞が思い出せない」という経験は誰もがしたことがあるのではないでしょうか。私は幼いころに実家で使っていた家電がどんな色だったか、どんな形状をいていたのかは全く覚えていませんが、それらのアラーム音だけはいまだに覚えています。

音は記憶に深く刻み込まれるという性質は、よくCMでみるサウンドロゴとしてマーケティングで利用されています。サウンドロゴは一瞬の効果音だけのもの、歌になっているもの、旋律があるものなど非常に様々ですが、どれも非常に記憶に残ります。「富士サファリパーク」、「はじめてのアコム」、「あなたとコンビに、ファミリーマート」皆さんはこれらのフレーズを読むときに自然とメロディが頭に浮かんできませんでしたか?
音と記憶の関係についてはわかっていないことも多く、研究の余地が十分に残っています。今後さらに脳科学の研究が進んで音と記憶の関係がより明らかになれば、新たなマーケティングへの活用法も生まれるでしょう。

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