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2024/28/06(FRI)

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ブランド・エクイティ

ブランド・エクイティの画像

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。
本日は「ブランド・エクイティ」についてお話します。
これは「ブランドの持つ資産的価値」を指す言葉で、無形資産である自社ブランド価値を測る時や、
ブランド価値を高くする時、競合ブランドとの価値の差異を認める時にブランド・エクイティが使われます。

ブランド・エクイティは「ブランド認知」、「知覚品質」、「ブランド・ロイヤルティ」、
「ブランド連想」の4つの要素から構成されます。
「ブランド認知」とはそのブランドがどのように・どの程度知られているかを指します。
2つのブランドの製品があったとして、他の条件が同じであった場合、
多くの人は自分がよく知っているブランドの製品を選ぶでしょう。

ブランド認知は「○○(製品・サービス)といえば△△(ブランド)」といったように
頭に思い浮かぶブランド再生(純粋想起)と「△△を聞いたことがある、あるいは知っている」というブランド再認(助成想起)の
ふたつに分かれます。

これらが認知の「深さ」の指標になります。
次に知覚品質について、これは消費者がある製品やサービスを競合と比較した際に知覚できる品質や優位性を指します。
ポイントは「知覚」されるということで、
どれだけ優れた性能を有していても、顧客に伝わらなければ知覚品質にはなりません。

ブランド・ロイヤルティとは顧客がブランドに対してその程度忠誠心と執着心を持っているかを指します。
ロイヤルティが高い場合、リピーターや好意的な顧客となってくれるため、
安定的な収益に繋がります。ブランド連想は、顧客がそのブランドに関して連想できるすべてのものを指します。

ポジティブかつ強い連想を顧客に抱いてもらうため、
企業は目玉商品やユニークなサービスを考えなくてはなりません。
ブランド・エクイティの要素は全て顧客が主語になっています。
企業が主体になって決められるものではありません。顧客の反応を見て、
自社についてこの4つの要素はどうなっているのか、観察するという作業が主になります。

ぜひ一緒にCreateしましょう!

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