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2024/28/06(FRI)

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「ディズニー社にとって20世紀最大の失敗」とは

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皆さん、こんにちは。
Buddieateスタッフの石堂です。
今週は、東京ディズニーランドはディズニー社にとって20世紀最大の失敗であることについてお話ししようと思います。

東京ディズニーランドは世界で3番目、
さらにアメリカ以外で初めて開園したディズニーテーマパークです。
世界中のテーマパークの中でもトップクラスの入場者数を誇り、
2022年度では1200万人の入場者数を記録し、世界第4位となっています。
このように、東京ディズニーランドはテーマパークとして非常に成功しているにもかかわらず、
ディズニー社にとって20世紀最大の失敗といわれいるのはなぜなのでしょうか?その理由は運営方法の違いにあります。

基本的に世界中のディズニーテーマパークはすべてディズニー社が所有し直接運営・管理しています。
しかし東京ディズニーランド、ディズニーシー(以下東京ディズニーリゾート)はディズニー社が所有していない唯一のディズニーテーマパークなのです。
東京ディズニーリゾートは株式会社オリエンタルランドが所有し、運営・管理をしています。
面白いことに、オリエンタルランドはディズニー社と資本協力、株式持ち合いなど資本提携は一切しておらず、
完全にディズニー社とは関係がない会社なのです。

オリエンタルランドはディズニー社とライセンス契約をしているため、
ライセンス料として売り上げ10%をディズニー社に支払っています。
逆に言うと、東京ディズニーランドの売り上げがどんなに良くてもディズニー社には10%しか入らないということです。
このライセンス契約こそ、ディズニー社にとって20世紀最大の失敗となってしまった原因なのです。

ディズニー社が東京ディズニーランドを直接所有せずに、
このような契約にしてしまったのには2つの理由がありました。
1つ目は、日本ではディズニー映画の興行収入がヨーロッパや中南米よりも低く、
日本でテーマパークを開業しても人気を博すかわからない状況だったからです。

注目すべきは2つ目で、日本人が飲食にあまりお金を使わなかったからです。
アメリカのディズニーテーマパークの売り上げのうちかなりの割合を飲食費が占めているそうです。
そのため、飲食にあまりお金を使わない日本では儲からないだろうと当時のディズニー社は判断しました。
しかし彼らは日本独特の「お土産」の文化を知らなかったのです。
日本人は飲食使うお金を節約してまでお土産を大量に買うという国民性があります。
実際にオリエンタルランドの2023年3月期の決算を見てみると、
ゲスト1人当たり飲食に3197円使っているのに対し、商品には4896円も使っています。

当時のディズニー社は東京ディズニーランドが失敗しても成功しても確実に利益が入るようにライセンス契約を結びましたが、
もし彼らがもっと日本・日本人について調べていれば、
もしかしたら東京ディズニーランドはディズニー社が運営していたかもしれません。

私もこの記事を書くにあたってどんなグッズがあるのか調べてみましたが、
お菓子などの食品やキーホルダー以外にも、日用品、衣服、アクセサリー、香水、インテリア雑貨、バッグ、ガラス工芸品など品ぞろえがテーマパークお土産の範疇を超えていて驚きました。
これほどたくさんのグッズを開発するのも日本人の「お土産」文化があるからなのでしょうね。

ぜひ一緒にCreateしましょう!

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