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こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「パルス型消費行動」についてお話します。パルス型消費行動とは、「直感的・瞬間的な購買意欲による消費行動」です。現在、この消費スタイルを取る人々が増えています。もう少し詳しく説明すると、「購入する直前まで知らなかった名前の商品も抵抗なく買う」、「入店後あるいはECサイトを開くまでは具体的に何を買うか決めていない」、「暇つぶしでスマホを眺めている時に、偶然発見した商品でも躊躇わず買う」といった買い物の形がパルス型消費行動と呼ばれています。

この消費行動が定着した最大の要因はやはりパソコンやスマートフォンの普及であると考えられています。空き時間にスマホを見ていたら発見した商品を瞬間的に買いたくなり、タップひとつで瞬間的に買い物を済ませる、という流れがパルス型消費行動の最もよくある形式でしょう。
従来はスタンダードであった、ある程度時間をかけて悩みながら買いたい気持ちを醸成させる消費スタイルは「ジャーニー型消費行動」と呼ばれます。技術発達によって従来とはほとんど真逆の消費スタイルが一般的になったのです。
パルス型消費行動は「衝動買い」とも少し違います。衝動買いは主に趣味の対象である商品を突発的に購入することを指しますが、パルス型消費行動は日常的に消費する商品に対し行われます。また、この消費スタイルは特定の商品を購入する意図を持たない情報収集から開始する場合が多いとされます。

それでは、パルス型購買意欲が高まるのはどのような場合なのでしょう。消費行動についての分析・調査の結果、主に以下の6つのセンサーに基づいて起きていることがわかりました。
1. セーフティ:「より安心なもの」に反応するセンサー
2. フォーミー:「より自分に合うと思うもの」に反応するセンサー
3. コストセーブ:「お得」に反応するセンサー
4. フォロー:「売れているもの」や、「誰かのおすすめ」に反応するセンサー
5. アドベンチャー:「知らなかったもの」や「興味をそそるもの」に反応するセンサー
6.パワーセーブ:「買い物の労力を減らすこと」に反応するセンサー

これらのセンサーは時と場合により強く働き、消費者の行動を促します。例えば、偶然開いたECサイトで自分の好みの商品がセール中であった時、コストセーブのセンサーが働きパルス型消費行動に繋がる可能性が高まります。

インターネットが普及してから随分経ちますが、その過程で人々はかつてなかった行動スタイルを獲得しました。まだしばらくの間はパルス型消費行動がスタンダードの時代が続くと思われます。この消費スタイルと、6つのセンサーを意識した販売方法を行えば、市場でリードできるチャンスも増えることでしょう。

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今週はブックカフェについてお話します。
昨今、インターネットの普及に伴い書店の数は減少し続けており、現在の書店の数はピーク時である1997年の半分しかありません。紙の本が売れにくくなっている現在、書店の形態は多様化しています。例えば、六本木にある書店「文喫」は平日1500円、休日1800円の入場料制を導入しています。
入場料としては決して安くはない金額ですが、代わりに店内の本はすべて読み放題で、飲み物も無料で楽しむことができます。何より、入場料を払っているため時間に気兼ねなくのんびりと本の世界に浸れることがこの店の大きな魅力です。ほかにも、「盛岡書店銀座店」は「1冊の本を売る」というコンセプトから毎週ただ1冊のみを販売しています。

ブックカフェはこのような多様化している書店の形態の一つで、現在店舗数が増加しています。蔦屋書店ではスターバックスなどと提携し、広々とした飲食スペースで書棚に並ぶ本を楽しむことができます。また、大きな書店だけではなく個人経営の小さな書店で、ブックカフェを営んでいる店もたくさんあります。
ブックカフェが増えている理由として、小資本で開業することができるということが考えられます。もとからある書店にカフェスペースを設けるだけでブックカフェとなるので大規模な投資の必要がありません。また、本が売れない現在では飲食業を始めることで店の収益向上も期待できます。

ブックカフェを開業する際、外観のデザインには特に注意する必要があります。飲食店は一般的に、入店した時点でそこで何かしらの飲食をしてお金を支払う意思があることが前提となります。一方、書店は入店したからといって必ずしもそこで本を買うとは限りません。つまり外観から書店だと感じるのか、カフェだと感じるのかによってお客さんの行動が変化してしまいます。
書店としての機能を優先させている場合、書店のような外観を演出したほうが良いです。書店のように演出することで、カフェを利用しない人でも店に入りやすくなります。もしも、カフェのような外観だとカフェを利用しない人は店に入りにくいと感じてしまいます。
反対に、カフェの機能を優先する場合は、カフェのような外観を演出すべきです。もしも、書店のような外観だとそこがカフェだとわかっている人しか来店せず、新規客を獲得するのが難しくなってしまいます。

こんにちは、皆さん。Buddieateスタッフの周です。最近、ようやく待ちに待った「黒神話:悟空」をプレイする時間ができました。ずっと楽しみにしていただけあって、ゲームを始めた瞬間からその世界に引き込まれました。このゲーム、ただのアクションRPGと思っていたら大間違いで、深く考えさせられる要素が詰まっています。

「黒神話:悟空」とは?
まず、「黒神話:悟空」は中国の古典『西遊記』を題材にしたアクションRPGで、伝統的な中華文化がふんだんに盛り込まれています。古代中国の風景や歴史的な建築物がリアルに再現され、プレイしているとまるでタイムスリップしたかのような気分にさせられます。ゲームのビジュアルや音楽も素晴らしく、細部にわたって非常に丁寧に作り込まれています。

リリース前から期待が高まっていたこのゲームですが、発売直後にはなんと450万本以上が売れたという驚きの結果を見せました。これは、ゲーム市場においてかなりの成功を意味します。Steamでの販売数が特に多く、他のプラットフォームでも順調に売れているようです。こうした売上の背景には、中国国内のみならず、世界中のプレイヤーからの高い期待があると感じます。

この話をする上で、やはり「原神」との比較は欠かせません。「原神」は、無料でプレイできる一方で、ゲーム内での課金が重要な収益源になっているゲームです。2021年のバージョンアップデートの際には、1ヶ月で約3億4100万ドルという売上を記録するなど、その収益力は驚異的です。一方、「黒神話:悟空」は一回購入型のゲームで、ゲーム体験を提供する点では「原神」とは全く異なるアプローチを取っています。

「原神」のような課金型ゲームと比べ、「黒神話:悟空」のようなゲームは、一度購入すれば全てのコンテンツが楽しめるというメリットがあります。これは、プレイヤーにとっても安心感がある反面、開発者にとっては継続的な収益が見込みにくいというチャレンジもあります。
「黒神話:悟空」の成功は、中国ゲーム市場に新しい風を吹き込んでいるように感じます。これまで、中国製のゲームは課金型が主流でしたが、このゲームの成功によって、今後は品質を重視した一回購入型のゲームが増えてくるかもしれません。

「黒神話:悟空」は、中国の古典を元にしながらも、現代のゲーム技術を駆使して作り上げられた作品です。このゲームが市場でどのように受け入れられるか、そして「原神」といった他の人気ゲームとどう差別化されるのか、これからも注目していきたいと思います。それでは、また次回お会いしましょう!

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「腕時計離れに対するメーカーの対策」についてお話します。かつてはRolexやPatek Philippeなどの高価な腕時計をつけることが一流ビジネスマンのひとつのステータスとされていました。しかしながら近年、スマートフォンの普及に伴う時計の機能の需要低下や経済格差の拡大によって、人々に腕時計離れの傾向が見られるようになりました。腕時計離れは、特に若者の間で広がっています。2018年の意識調査によると、20代以上の「外出の際に腕時計をつける人」は全体の43.7%であることがわかっています。外に出てみるとかなり多くの方、少なくとも半数以上の方が腕時計を着けているように感じていたため、意外にも低い結果に驚きました。この腕時計離れに対し、腕時計業界はどのような策を講じているのでしょうか。

最近はデジタルデバイス、特にスマートウォッチが普及しています。それらは腕時計業界にとって脅威となる存在になっています。
機能面ではスマートウォッチに勝てないとして、各社はスマートウォッチや普及しているモデルとの差別化のため、「高品質・高付加価値」ブランディングが進んでいます。具体的には、「バリエーションの拡充」、「ブランドのストーリー性」という形で人々の目を惹いています。SNSなどの発達に伴い多様性が当たり前になり、個性重視の時代にシフトチェンジしてきている今、自己表現のひとつとして他人と被らないデザインの腕時計を選ぶ人が増えているのです。このトレンドに合うように、ラインナップがより豊富になり、中にはカスタマイズできるブランドも展開されており、より個々人に焦点を当てた販売形式が取られるようになってきています。

また、高級時計は購入するハードルが高い分、買う理由や意味合いが強く求められます。そこで、多くのメーカーではブランド認知のための取り組みが実施されています。例えば、過去の名作とされたコレクションを再度販売しているメーカーがあります。これには、過去の代表作に触れてもらうことでブランドの歴史やストーリーを深く理解してもらえるというメリットがあります。他にも、自社の独自性を伝えることに力を注いでいるメーカーが目立つようになってきています。

歴史ある高級品メーカーも、販売スタイルを時代に合わせなければ危機に追い込まれてしまいます。一方で、戦略は時代に合わせながらも製品の軸は変えずに伝統を守り続けていく、その姿勢からは長く続いたブランドだからこそ持てる信念を感じます。

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。先週は商品数が多くなるほど集客率は上がるが、購入率は下がってしまうという「決定回避の法則」をご紹介しました。先日、スーパーの精肉コーナーでお肉のパッケージに「生姜焼き用」「カレー用」など用途が記載されているものがあることに気が付き、これは「決定回避の法則」の対策の一環なのではと思い、いろいろと調べてみました。なので、今週は先週のNetflixの例以外での「決定回避の法則」への対策法をご紹介します。

1つ目は使用用途を説明したり、使うシーンを絞ったキャッチコピーをつけることです。先ほどお肉の例はまさにここに当てはまります。お肉の調理の仕方をあえて限定することで、カレーや生姜焼きを作ろうとしている人が精肉コーナーに大量に並ぶ商品な中から探すという手間を防いでいます。

2つ目はおすすめや人気ランキングを表示することです。私たちは商品の売り上げランキングや人気ランキングにランクインしている商品を選びがちです。なぜなら、これらの商品には「周囲の人がこの商品を評価している」という安心感があるからです。おすすめやランキングは、消費者がその商品の価値を推し量らなくとも既にその商品の価値が保証することで、消費者の選択の過程での思考を簡略化し「決定回避の法則」を防いでいます。
書店では毎年「本屋大賞」を受賞した作品たちを特設コーナーを設けて販売しています。おかげで、私たちは何万冊とある本の中から素晴らしい作品を簡単に見つけることができます。そのため、私は「本屋大賞」には既刊本市場の活性化などの目的があるのですが、その目的の1つに「決定回避の法則」を防ぐということも含まれているのではと考えています。

3つ目はカテゴリーに分類することです。ファミレスのメニューを開くとグランドメニュー・ランチメニュー・モーニングメニューなどの大きなカテゴリに分かれていて、さらにそこからハンバーグ・ピザ・スパゲティなどの小さなカテゴリに分かれています。こうすることで少ない選択肢の中から選択を繰り返すことで最終的な選択をすることができ、100種類以上あるメニューでも選択する苦痛を低減しています。

このように、日常では様々なところで私たちが簡単に選択することができるよう工夫がなされています。また、これらの工夫により豊富な商品を取りそろえつつも、安定した購入率を得ています。

こんにちは、皆さん。Buddieateスタッフの周です。最近、ガジェットの世界で大きな話題を呼んでいるのが「AI眼鏡」。これ、なんだか未来の話のように聞こえるかもしれませんが、実はもう現実のものなんです。特に私のようにMeta Questを使っている人にとっては、かなりワクワクするニュースです。

AI眼鏡って何?
まず、AI眼鏡って何なのか。簡単に言うと、目の前の世界をもっと便利に、もっと楽しくしてくれるスマートグラスです。最近話題になっているのが、MetaとRay-Banが共同で開発した「Ray-Ban Metaスマートグラス」。これ、ただのオシャレなサングラスじゃないんです。例えば、観光地で「あの建物は何だろう?」って気になった時、サッと声をかけるだけで、AIが答えてくれるんですよ。すごくないですか?

市場の反応はどう?
実は、このAI眼鏡、発売されてから予想以上の売れ行きだそうです。2024年には、スマートグラス市場全体の規模が19.8億ドルに達すると予測されているとか。発売後3ヶ月で10万本以上売れたっていう話もあります。こういう数字を聞くと、私も思わず欲しくなっちゃいますね。
しかし、もちろんいいことばかりではありません。例えば、バッテリーの持ちがイマイチだったり、国内での販売チャンネルがまだ整っていなかったり。私もMeta Questを使っているので、こういうガジェットには敏感なんですが、買うなら慎重に選びたいところです。

これからの展望
AI眼鏡はまだまだ発展途上ですが、これからの可能性は無限大です。日常の体験を劇的に変えるデバイスとして、今後さらに進化していくことでしょう。私もMeta Questユーザーとして、この新しいテクノロジーがどんな風に私たちの生活を変えていくのか、すごく楽しみにしています。
皆さんもぜひ、この波に乗り遅れないように、最新のガジェット情報をチェックしてみてください。それでは、また次回お会いしましょう!

こんにちは、皆さん。Buddieateスタッフの周です。先週「デッドプール3:デッドプール&ウルヴァリン」を映画館で観てきました。とても面白かったので、この映画に関連して、マーベルと20世紀フォックスとの間にある「愛憎劇」について詳しくお話しします。

1990年代、マーベルは深刻な財政難に直面していました。その結果、キャラクターの映画権を外部に売却することを余儀なくされ、X-Menやファンタスティック・フォーといった主要なキャラクターが20世紀フォックスに渡ることになりました。当時のマーベルは、自らのキャラクターを映画化するための資金や技術が不足していたため、このような決断を下すしかありませんでした。

その後、20世紀フォックスは、X-Menシリーズで大成功を収めました。2000年に公開された『X-Men』は、スーパーヒーロー映画ブームの先駆けとなり、ヒュー・ジャックマンが演じたウルヴァリンは、特にファンの間で大きな支持を得ました。
しかし、すべてが順調だったわけではなく、特に『ファンタスティック・フォー』シリーズは期待を裏切り、批評家からもファンからも厳しい評価を受けました。

20世紀フォックスが生み出したもう一つの成功例が、私が今週観た『デッドプール』シリーズです。ライアン・レイノルズが演じるデッドプールは、そのユーモアと独特なスタイルで、予算が限られているにもかかわらず大ヒットを記録しました。特に、R指定という制限の中でこれだけの成功を収めたことは、20世紀フォックスにとって大きな功績となりました。

2019年、ディズニーは20世紀フォックスを買収し、映画業界に大きな影響を与えました。この買収により、X-Menやファンタスティック・フォー、そしてデッドプールといったキャラクターが再びマーベル・スタジオの管理下に戻り、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に統合される道が開かれました。この買収は、長年続いた「愛憎劇」を終結させ、新たな物語の幕開けを意味しています。

20世紀フォックスとマーベルの関係は、決して平坦な道のりではありませんでしたが、その結果として生まれた映画は、映画史に残る名作となりました。『デッドプール3:デッドプール&ウルヴァリン』は、その集大成ともいえる作品であり、この歴史を知ることで、さらに深い楽しみを見つけることができるでしょう。

今後、デッドプールやX-Menがマーベルにどのように統合されていくのか、非常に楽しみです。この「愛憎劇」の次の章がどのように展開されるのか、引き続き注目していきましょう。

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「牛乳石鹸に見る商品の意味転換」についてお話します。「牛乳石鹸」は「牛のマークの牛乳石鹸」として親しまれてきた石鹸のブランドです。特に有名なのは、看板商品でもある「カウブランド赤箱」と呼ばれる石鹸でしょう。この石鹸は「赤箱」という呼び名で広く知られています。恐らく多くの方が使用したことがあるのではないでしょうか。
1928年から販売されているロングセラー商品の赤箱ですが、ハンドソープなどの競合商品の人気や不景気などが原因で売り上げが低迷し、存続も危ぶまれるほどの事態に陥った時期があるのです。ですが、2011年に「赤箱再生プロジェクト」が立ち上げられたことをきっかけに、赤箱の人気が再び高まりました。

赤箱再生プロジェクトでは、かつての「牛乳石鹸」という名前でなく「赤箱」いう名前の知名度向上を主目的とし、まずはパッケージデザインを変え、赤箱の特徴がユーザーに伝わるようわかりやすくアピールしました。また、石鹸に馴染みの少ない子供世代にアプローチするために、小学校で手洗いの授業を行いました。商品パッケージの見直しや、地域をターゲットにした活動など、様々な手法で赤箱の宣伝が行われました。
そうしている中、赤箱が「@cosme ベストコスメアワード2015」におけるベスト洗顔料に選ばれました。実はこれはユーザーの「赤箱は洗顔にいい」というクチコミによる受賞でした。赤箱再生プロジェクトでは赤箱を洗顔料として宣伝するということはしていなかったのです。そのため、当時会社内では意外な結果に驚く声が多かったといいます。しかしこの受賞をきっかけに、「赤箱が洗顔料として評価されているなら、それに応じた形の宣伝をしよう」と赤箱を洗顔料として使ってもらう方向に転換、そしてこれが赤箱人気に絶大な効果を発揮したのです。

「せっけんを使ったことがない20代女子」を新規ターゲットに加えて、「伝統、安心の身体洗浄料」から「洗顔にも使えるプチプラコスメ」に商品価値の主軸を変更しました。そこで「赤箱女子」という「こだわりをもって赤箱で洗顔している女性」を指すワードが生み出され、商品自体は変えないまま見せ方や商品の意味を大きく変えて新規ターゲットにアプローチしました。赤箱女子を増やすための施策として、2018年には京都「赤箱 AWA-YA in KYOTO」という企画が開かれました。期間限定店舗で若い女性向けに泡ハンドパックや泡だて体験、限定のオリジナルグッズの販売が行われ、注目を浴びました。店舗のデザインは赤箱のパッケージを用いたレトロな雰囲気のもので、これが若い女性たちに好評だったようで、SNSでも話題を呼びました。

実は私も赤箱をよく使っているのですが、この記事を書くまで赤箱再生プロジェクトについても赤箱女子についても知りませんでした。普段何気なく使っている商品、特にロングセラー商品は価値や意味が固定化されがちです。しかし赤箱のように、価値の主軸を刷新し適切なデザインとマーケティングをすることで人気を取り戻すことも新規ユーザーの獲得も可能なのです。「商品の見せ方」がいかに重要かわかるエピソードですね。

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今回はイベント協賛のメリットについてお話します。

夏真っ盛りのこの時期には各地域で花火大会や夏祭りが開催されていることでしょう。それらのイベントの開催には協賛企業の存在が欠かせません。では、企業にとってはイベントに協賛することにどのようなメリットがあるのでしょうか?

1つ目は至極当たり前のことではありますが、企業の認知度が上がることです。ただ、協賛するイベントを選ぶことで自社を認知してほしい層の認知率を高めることができます。例えば、地域のお祭りや花火大会に協賛すればその地域での認知率、スポーツイベントに協賛すればスポーツを親しんでいる人からの認知率を高めることができます。自社がどのような人に認知してほしいのか考慮しつつ、協賛するイベントを選ぶとよいでしょう。

2つ目は企業のブランドイメージの向上です。学生・教育機関が主催するイベントに協賛すれば企業には「教育関係に前向き」というイメージが付きます。このように協賛するイベントの内容に応じて企業のブランドイメージを向上させることができます。また、イベントの協賛によって企業の社会的責任(CSR)を果たすことにもつながるため、その点でも企業のイメージの向上が期待できます。
 
3つ目は地域社会でのつながりを増やせることです。イベント協賛企業には地域を代表する企業も参加することが多いです。そのため、イベントに協賛することで異業種の経営者や自社よりも規模が大きい企業などつながりを持てる点が大きなメリットです。

最後に福利厚生につながるというメリットもあります。イベントに協賛するとお礼として招待券などの物品が提供されることが多く、花火大会などでは指定の場所で花火を楽しむことができます。これは福利厚生の充実につながり、社員のモチベーション向上につながります。