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皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。
先週、先々週と2週連続で事業多角化と集中戦略のメリット・デメリットについてお話ししました。
今週からは、どちらの場合でも必要になる「ターゲッティング」についてお話していきます。

ターゲッティングは誰に向けて売るのがもっとも効果的かを特定し、
実際にそこにアプローチすることです。
そのため、ターゲッティングによって事業の成否が大きく変わってきます。

ターゲッティングの成功例として「シーブリーズ」が有名です。

シーブリーズはもともとマリンスポーツをする20~30代の男性をターゲットにして、
マーケティングを行っていましたが、次第に時代遅れなイメージがつき売り上げが低迷していました。

そんなときに、改めて制汗剤のニーズを調べ直した結果、
ニーズの多くが高校生であること・女子の方が汗のケアに気を使っている傾向があることが分かりました。

その後は、ターゲット層を女子高校生に変えることによって時代遅れなイメージから脱却し、
わずか1年で低迷期の8倍にまで売り上げを伸ばすことに成功しました。

反対にターゲッティングの失敗例としてメルカリのイギリス進出が挙げられます。
メルカリは2016年にイギリスに進出しましたが、イギリスに子会社を設立してから3年で撤退を余儀なくされました。

イギリスでは個人間で商品を交換したり売買する文化が根付いており、
フリーマーケットや教会でのバザーが日常的に行われているため、
わざわざそれをオンライン上でやる人があまりいませんでした。

さらに、先発のフリマアプリが浸透していたこともあり、
オンライン上でのやり取りに魅力的でない、真新しさがないと評価されてしまいました。

今週はターゲッティングの成功例・失敗例についてお話ししました。
来週は、具体的なターゲッティングのやり方であるSTP分析を紹介します。

こんにちは、Buddieate株式会社代表取締役の高司です。
今週一週間、毎日スタッフブログを配信いたしました。
その中で頻繁に「強みを活かす」というテキストがありましたが、
そもそも、「なぜ強みを活かす必要があるか」「なぜSWOT分析を行うか」について
お話いたします。

会社や人はそれぞれ、持っている資質や特性、資産、人脈、経験が異なります。
当然ながらその結果身に付いた「得意なこと」「不得意なこと」が変わります。

また、それぞれが身を置く環境も異なるはずです。
結果として、「誰一人として、どの一社も、同じ環境で同じ強みを持ってるということは
ない」のです。

どの人であれ、どの会社であれ、「得意なこと(強み)を活かして、今ある環境を活かす」ことが
時間的にも資源的にも効率的に目標達成や売上アップを実現できます。
それが中小企業や個人事業主の方であればなおさらです。

まずは、自社がどんな強みを持っているのか、どんな環境にいるのかという現状を知るために、
SWOT分析を行ってみましょう。
SWOT分析の観点について詳細は次回お話いたしますが、
「強み」を洗い出す際の視点の例としては、「ノウハウ、経験、人脈、スタッフ、資格、立地、設備、ブランド」など
があります。お客様や周りから褒められることが多い部分に着目して洗い出すのもよいでしょう。

SWOT分析に困ったら、お気軽にご連絡ください◎