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皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。
先週は消費行動の移り変わりについてお話ししました。
今回は近年注目されている気まぐれで衝動的な消費行動である「リキッド消費」についてお話しします。

現代では多国籍化などにより人々が生涯一つの場所にとどまることが少なくなりました。
それに伴い、かつて人々が社会に求めた耐久性や安定性、安全性に代わって軽く、
流動的で、地域性の薄い文化資本が好まれるようになりました。

目新しさを重視し、不要になったら捨て、迅速に入れ替え新しいものを獲得することがより重要視される社会になったといわれています。
このような社会は「リキッド・モダニティ」と呼ばれています。

この社会の中で現れる消費行動がリキッド消費なのです。
リキッド消費の特徴として「短命性」「アクセス・ベース」「脱物質」があります。

「短命性」とはある場面で感じたブランドの価値が別の場面では感じられなくなり、
さらにそのようなことが短時間で次々と起こることです。
SNSで話題になっている今まで知らなかったミュージシャンの音楽を音楽・動画配信サービスで楽しみ、
その後すぐ別のミュージシャンに関心を持つといった感じです。

SNSで話題になっているものを一緒に楽しむといった部分は、先週紹介した「トキ消費」に少し似ているようにも感じます。
「アクセス・ベース」とは市場が介入することができるものの、
所有権が移らない取引によって成立している消費のことです。

具体例としてシェアリングやレンタル、リースなどがあります。
カーシェアリングを利用することで一台の車を所有し続けるのではなく、
様々なメーカーやタイプの車楽しむことができるといったように、
アクセス・ベース型の消費をすることでモノを所有せずに、
変化に富んだライフスタイルを楽しむ傾向が増えてきています。

「脱物質」は物質を極力あるいは全く使用しないことです。
以前は音楽を購入する際はCDを買って、場合によっては音楽プレイヤーなどに落とし込む必要がありました。

しかし今は音楽配信サービスを利用すればCDを購入する必要がありません。
スマートフォンに性能の良いカメラが搭載されたことにより、
旅行にカメラを待っていく人が少なくなったのも脱物質に当たります。

リキッド消費に合うサービスはシェアリングサービス、サブスクリプションサービス、
リサイクル・リユース系サービスです。

シェアリングサービスは企業にとって、共有したほうがコストを抑えられるので消費者の利用のハードルが下がり顧客を獲得しやすいというメリットがあります。

動画配信や音楽配信のようなデジタル領域と相性の良いサブスクリプションサービスですが
最近はモノのサブスクリプションサービスを誕生していて、
洋服、子供のおもちゃなど定期的に買い替えしたくなるモノはサブスクリプションサービスにしやすいです。

今までの消費行動がなくなるわけではありませんが今後ますますリキッド消費は拡大していくでしょう。
そのためにもリキッド消費に合わせた戦略に目を向けてみることも、新しいサービス展開のヒントになるかもしれません。

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。
本日は「サービスの価格の機能」についてお話します。
有形製品の価格と、無形サービスの価格は持つ意味が異なります。
そのため、価格設定の時に考えることも違います。

サービスは無形であるため、金額の高低を定める基準が見つかりにくく、
製品よりも価格設定の難易度が高いとされます。
では、サービスの価格を決める時、何を考えれば良いのでしょうか。
「何故、その価格にするのか」の理由を考える時、「サービスの価格が持つ機能」がそのヒントになるかもしれません。

「サービスの価格が持つ機能」には「レベルに対する情報提供」、「ブランドイメージの構築」、「需要調整」、「顧客のスクリーニング」があります。

まず、「レベルに対する情報提供」とは、他の同様のサービスがある中で、
そのサービスがどの程度の位置づけにあるのかを示すことをいいます。
つまり、値段による差別化です。

同類のサービスの中で相対的な価格の大小を作ることでランク付けの意味を成します。

次に「ブランドイメージ構築」とは、例えば低価格ならレベルもそれほど高くない、
高価格なら高いレベルのサービスが提供されるように、絶対的な値段の高低でサービスのブランド価値を作る機能です。

提供するサービスが「高級」に位置づけされて欲しいのか、
あるいは「お手頃」であってほしいのかということを基準に値段を定めます。

「需要調整」は、需要がある時に価格を上げ、少ない時は下げることで利益を安定させたり、
製品とは違いストックができないという特徴があるサービスに適当な値段を付けて売り上げを最大にしたりすることを指します。

前者の方法はホテルの宿泊料金などが例に当たります。
最後に、「顧客のスクリーニング」とは、あえて高い価格設定にして「安い値段を求める顧客層」を排除する機能です。
これによって、サービスを提供する事業者と利用する顧客のミスマッチを防ぐことができます。

私も、高い値段がある種のフィルターのように使えるということを今回初めて知りました。
価格は単純に収益に繋ぐためではなく、戦略的に設定することも時には求められるようです。

価格設定で悩んでいる方は、サービスの価格が持っている機能のうちどれを優先させたいのかということと、
「このサービスは何人の、どのようなお客様に受け取ってほしいか」を価格設定の基準…

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。
先週は私が感じた、キャッシュを先に受け取ることの重要さについてお話ししました。
今週は人々の消費行動の移り変わりについてお話ししようと思います。

戦後から高度経済成長期にかけて現れた消費行動は「モノ消費」と呼ばれています。
モノ消費とは製品やサービスのもつ機能的価値を消費する消費行動です。
モノ消費は、高度経済成長期に必要最低限のモノを手に入れることから始まりました。
その後、バブル経済期に至るまで便利で快適なより良い暮らしを、モノを満たすことによって実現しようとしました。
モノ消費の事例として、高度成長期に三種の神器と呼ばれて購入する家庭が増加した電気洗濯機、電気冷蔵庫、白黒テレビがあります。
また、3Cと呼ばれたカラーテレビ、自家用車、クーラーなどもモノ消費の事例です。
さらにバブル期になるとブランド品などを買い集めるような行動にエスカレートしていきました。

バブル経済が崩壊すると、商品やサービスの購入によって時間や体験を消費する「コト消費」と呼ばれる消費行動が現れました。
モノ消費が商品の「機能的価値」に対価を払っていたのに対して、
コト消費では「体験的価値」に対価を払うようになりました。
ほとんどの場合、コト消費と呼ばれるのは「体験型消費自体」が商品になっている「純粋体験型」です。
神社・仏閣などの観光地に行く、山・川・海などでアクティビティを体験する、ライブ・フェス・花火大会などのイベントに参加するなどの単純なものから、和服の着付け・書道・陶芸など伝統文化の体験、コスプレなどに代表されるポップカルチャーなどの文化体験も含まれます。

2010年代に入ってくるとただ体験的価値に対価を払うのではなく、
「その時・その場でしか味わえない盛り上がりを楽しむ消費」である「トキ消費」と呼ばれる消費行動が現れます。

トキ消費は非再現性(時間や場所が限定されていて同じ体験が二度とできない)、参加性(不特定多数の人と体験や感動を分かち合う)、
貢献性(盛り上がりに貢献していると実感できる)の3つの要素があります。
トキ消費における価値とは「参加の価値」であり、「他人と一緒に生み出すトキに参加したい」というニーズが根底にあります。
トキ消費はスマホ・SNSの普及により増加しました。
トキ消費の3つの要素である非再現性・参加性・貢献性がオンラインと相性が良く、
さらにインターネット上でいつでも不特定多数の人とつながることができるため時や場所を共有するハードルがとても低くなりました。
トキ消費の事例としてコスプレ、声出し、手拍子などでにぎやかに観る「映画の応援上映」や、
ハロウィン期間のテーマパークでの仮装イベントなどがあります。

さらに最近では「ある商品を消費することで生まれる、社会貢献的側面を重視する消費行動」である「イミ消費」と呼ばれる消費行動も現れています。
環境保全、地域貢献、歴史・文化伝承、健康維持など「自分がどうあるべきか?」を指標として消費行動を行うという特徴があります。

イミ消費は東日本大震災後の被災地支援が始まりとされています。
また世界的なSDGsの取り組みが高まり、環境保全やフェアトレードなどが注目されたこともそれを後押ししています。
イミ消費の事例として無農薬野菜やフェアトレードの商品名があります。

トキ消費やイミ消費は商品そのもののモノの価値ではなく、
そのモノが持つ意味に対して対価が支払われています。それはコト消費にも共通しますが、
その意味がより明確化されている点が大きく違い、
意味の明確化と提示がトキ消費やイミ消費を生かすポイントとなります。

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。
本日は「殿様型の消費行動」についてお話します。「殿様型」とは、従来の「消費者が商品やサービスの方に向かい消費する」という形(「ご奉仕型」と呼ばれます。)の逆で、
サービスや商品の方から消費者のもとに来てくれる形を指します。

コロナ禍での長いステイホーム期間を経て、多くの消費者が殿様化したと言われています。
例えば、「食」に関してはUber Eatsなどの宅配サービスの利用が増えました。
また、これまで「ご奉仕型」サービスであったレストランの中にはレシピを公開し、
自炊で自社の料理を楽しんでもらうという「殿様型」にシフトするお店も現れました。

これはコロナ禍による「消費行動の殿様化」が最も顕著に表れた例です。
まさに奉仕を待つ殿様の姿勢である消費者に対し、いかにしてサービスを提供するのか、
またいかにして消費行動に移してもらうのかといった比較的初歩的な部分に今後焦点があてられるようになると予想されます

また、先の段落の「殿様」とはややニュアンスが異なりますが、
デジタルネイティブとされる若者世代を中心に生活のなかでの「殿様化」が進んでいるとも言われています。
広い選択肢の中で最善の選択をすることを強いられる時代で、
現代の人々は瞬時にコンテンツに見切りをつけるようになりました。

数多くのコンテンツを短時間で捌いていくその様はまさに「殿様的」と形容できます。
そして特に1995年以降に産まれた人々が1つのコンテンツを消費する平均時間はおよそ8秒とされています。
コンテンツの母数が増えたことにより、
ひとつに割く時間がここまで短くなったと知った時は私も驚きました。

ですが実際に自分と近い世代の人々を見ると「数少ないコンテンツに対し時間をかけて楽しむ」というよりは
「数多くあるコンテンツに軽くでも触れておき、広く楽しむ」ほうが多い印象を受けます。

あくまで個人の推測に過ぎませんが、
「コンテンツ消費時間の短縮」が「広く浅い消費行動」に少なからず影響しているようにも思われます。

恐らく、何事においても「長くわかりにくい」ものがこれまで以上に疎まれる時代になりつつあります。
また今後は、事業者がコンテンツを作る際、
あるいは何か宣伝をする際などにも消費者の「見切りの速さ」を念頭に置いて計画することが必須になります。

こんにちはスタッフの原です。
今回も前回に引き続き販促について紹介していこうと思います。
前回は認知度向上のための販促について紹介しました。

今回はまず購入、契約を促す具体的な販促方法について紹介しようと思います。

この種類の販促では初期購入に対するハードルを下げることが大切になります。
そしてその具体的な方法の一つ目が試用手法です。これには試食やお試し期間、初回購入時の割引などが挙げられます。
実際に使ってもらったり値下げなどを通して、購入につなげやすくします。
しかしコストもそれなりにかかるデメリットもあります。

二つ目がプレミアム手法です。これは購入や来店に対して特典を用意する方法です。
「限定」にすることで消費者の訴求力を高め、購入を促す効果があります。

次にリピート率を高める販促方法について紹介しようと思います。

その一つ目がポイントサービスの導入です。

ポイントがたまる満足感とポイントを利用することでお得に購入できるシステムにすることでリピーターの獲得につなげることができます。
また会員に対してランクを設け、消費額が高い高ランクの消費者に対して、
特典を用意することも非常に効果的な方法です。

しかしポイントカードを作ったり、会員登録をする手間があり、
少しハードルが高いというデメリットもあるため、多少の工夫をする必要があります。

最後にあるアパレルブランド企業の販促企画を紹介しようと思います。
この企業ではSNSの「Instagram」を利用して販促を行っています。
Instagramには新商品の情報とお店の商品を使ったコーディネートなどを投稿しています。
特徴としては二つのアカウントを利用してることが挙げられます。
そして目的ごとに異なるアカウントを使い情報発信することで、
伝えたい情報が混在せず、注目してほしい情報を明確にしています。

販促方法一つを工夫するだけでも売上を拡大することはできるため、
自社にあった販促方法を見つけ実践していくことが大切になると感じました。

スタッフの原です。今回のブログでは販促について紹介していこうと思います。
まず販促とは「販売促進」を省略した言葉です。
消費者に対して自社の商品やサービスを知るきっかけを作ったり、
購入を促進する様々な活動のことを指します。この「販促」は利益を生み売上を拡大していくうえでは非常に重要になります。
現代社会は物やサービスが飽和しているため、似たような商品が多く存在します。

そのためどれだけ質の高い商品やサービスを開発したとしても消費者の認知度が低ければ利益が出ないことも少なくありません。
そこで販促をすることで消費者の認知度を高め、競合商品に埋もれないようにしていくことが大切です。

販促には主に三つの種類があります。
一つ目は認知度向上を目的とする販促です。
これは新規顧客を獲得することにおいて非常に重要になります。

二つ目は購入、契約を促すための販促です。認知度を上げたつぎには消費者が商品を手に取り、
購入していただかなければ意味がありません。そのために試し買いなどの販促が有効になります。

そして三つ目がリピート率を高めるための販促です。
売上を拡大していくうえで既存顧客の囲い込みも非常に重要です。

次に具体的な販促方法を紹介していこうと思います。
まず認知度向上を目的とする販促の代表例としてCMや新聞広告があります。
これは非常に効果的ですが、コストが高いというデメリットがあります。
またそれに比べて比較的費用の安いインターネット広告も効果的な方法です。
また細かくターゲットをきめて配信できるというメリットもあります。
また昨今SNSの運用も非常に重要な方法です。コストがかからず拡散力も高いというメリットがあります。
また海外や若者に対しても非常に効果的です。
しかしSNSの種類によってユーザー層が異なるため自社がターゲットとするユーザー層の多いSNSを利用していく必要があります

今回は販促の種類や具体的な方法を紹介しました。

次回は引き続き具体的な方法と販促の成功例について紹介していこうと思います。

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。
先週はパラグラフライティングを用いた文章の具体的な書き方についてお伝えしました。
今週は、私が最近気づいた回数券の経営的なメリットについてお話ししようと思います。

先日とある喫茶店に行ったとき、レジの横でコーヒー8杯分の値段で10回コーヒーを飲むことができる回数券を販売していました。
その時は何とも思いませんでしたが、後々考えてみるとなぜそのような商品を販売しているのか不思議に思いました。
たくさん発注すると1つ当たりの値段が減少する製品もありますが、
コーヒーはそのようなものではありません。
店の収益が壊滅的とまではいかなくてもある程度減少してしまうのは目に見えています。

なぜなのか考えているときにゲームソフトの販売方法でも同じようなケースがあることに気が付きました。
よく家電量販店などで店頭においてあるパッケージに入ったゲームソフトとは別に、
現在はインターネットでゲームソフトを直接ダウンロードするタイプもあるのですが、
同じゲームを買おうとしたときにダウンロード版の方がポイントをよりたくさんもらえるため、
結果的に安く買うことができるのです。

私が思うに経営者からすると、事前にお金を得ることができるのは非常に重要なことなのでしょう。
喫茶店の場合ではコーヒー8杯分の料金を、ゲームの場合ではコンビニなどで売っているプリペイドカードを使ってゲームソフトの料金を事前に払っています。
喫茶店の場合だとお客さんが次回以降も来てくれるかどうかはわからないけれど、
回数券を買ったお客さんに関しては、確実にコーヒー8杯分の収益を得ることが可能になります。

ゲームの場合だと、たいていのゲームソフトの値段はコンビニなどで売っているプリペイドカードの値段ぴったりではなく、
それ以下の値段です。
そうすると、ゲーム会社からしてみると本来ゲームを1つ買うのに必要な料金以上の料金のプリペイドカードが売れたことになり、
その差額はゲーム会社にとって利益になります。もちろん後日また別のゲームを買うときに使われますが、
その時には先ほどの差額で足りなかった分を補うためにまた新しいプリペイドカードを消費者は購入するでしょう。
つまりどちらの場合でも、事前に消費者が支払うことで本来得られるかわからないお金を確実に手に入れることができています。

事前にお金を手に入れることができれば、会社をより大きくするための投資を先回りして行うことができます。会社にとっては得ることができるかわからない100%の利益を求めるよりも、確実に得ることができる80%の利益が非常に大切なんだと思いました。

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。
本日は「AIDMAモデル」についてお話します。
「AIDMAモデル」とは「attention(注目),interest(興味),desire(欲求),motive(動機),action(購買行動)」の頭文字をとったもので、消費者の購買決定のプロセスを表しています。
このモデルはマーケティング担当者がそれぞれの段階の顧客に合わせて適切なコミュニケーション戦略を取るために使われます。

5つの段階のうち、Attentionを認知段階と呼びます。
ここでは顧客がその製品・サービスについて知らない状態にあります。
この時、事業者は顧客に自社製品・サービスを認知してもらえるように図る必要があります。

次にInterest、Desire、Motiveの3つを感情段階と呼びます。顧客に認知してもらった後はこの感情段階のプロセスを進めていきます。Attentionの後、顧客は「知ってはいるが興味がない」という状態にあります。
ここで事業者は顧客に自社が売り出すものに対して何らかの評価を持ってもらえるように働きかけます。
そうして興味を形成します。

その次に、顧客は「興味はあるが欲しくない」という状態になります。
ここで事業者はニーズの喚起をします。「欲しくない」状態の顧客に「欲しい」と思わせるのはかなり難しいこととされます。
ここで単なる「押し売り」をするのではなく、
顧客が気付いていなかったニーズに気付かせるなどした方が顧客も自然にそれを欲します。

いかにして顧客に「この製品・サービスが自分には必要だ」と思わせられるかが鍵であり、
マーケティング担当者の腕の見せ所でもあります。

この次に顧客は「欲しいが購買動機がない」という状態になります。
ここで事業者は購買動機の発見に腐心します。動機は消費者自身の中にあるものなので、
事業者側から渡すことはできませんが、消費者に潜在している動機を引き出すことはできます。
消費者の経済状況、これまでの行動履歴、将来の予定などを知り、適切なアプローチで動機を導き出します。

最後に、AIDMAモデルのうちActionを行動段階と呼びます。
ここでは「動機はあるが買う機会がない」という状態の顧客に購買機会を提供します。
行動段階にいる顧客を逃してしまうことは大きな損失になります。
顧客が、購買機会がないことを訴える前にこちらから気付き、機会を与えることが理想になります。

この記事をご覧になった事業者様は是非、ご自身のお客様がどの段階にあるのか、
またお客様の状態に対して適切なマーケティング戦略が取れているかどうか、再考してみてください。

スタッフの原です。前回のブログではブログでの収益化の方法としてクリック報酬型広告について紹介しました。
今回はその中で少し触れたGoogleアドセンスについて詳しく紹介したいと思います。
前回も書きましたがGoogleアドセンスはGoogleが提供しているサービスの一つです。
仕組みとしてはブログのページなどに広告を掲載する枠を用意し、
ブログやコンテンツの内容に関連した広告が自動的に表示されます。
そしてこの広告がクリックされることで報酬が支払われます。
Googleアドセンスはこのシステムが大きな魅力でもあります。

前回も紹介しましたが通常のアフィリエイト広告では広告がクリックされた後、
商品やサービスが購入または契約されることでサイト主に対して報酬が支払われますが、
Googleアドセンスは広告がクリックされるだけでよく、その広告も自動で選ばれるためハードルが低く取り組みやすいです。

次にGoogleアドセンスの収益について紹介します。
Googleアドセンスの広告の1クリックあたりの単価は決まっていません。
配信される広告やブログサイトの状況によって変化する場合もあります。
また収益は「サイトを訪れる人数」と「クリックする人の割合」と「クリック単価」の積によって計算することができます。
例えば10000人がサイトを訪れ、そのうちの1%が広告をクリックするとします。

またクリック単価は20円とします。この時収益は2000円になります。
よって月に10万円を稼ごうと考えた場合50万人がサイトを訪れる必要があります。

最後にGoogleアドセンスの審査についてです。
Googleアドセンスを利用するには審査を通過する必要があります。
そして審査を通過するには以下の2つのことが特に重要になります。
一つ目が独自ドメインを取得することです。そのためにも有料ブログを利用することをお勧めします。
二つ目がコンテンツの質です。ブログの量などが少なくサイトが充実していない場合通過できないことが多くあります。

Googleアドセンスは審査が厳しいですが通過した場合のメリットも大きいため、挑戦してみることが大切だと感じます。