こんにちは、皆さん。Buddieateスタッフの周です。先週「デッドプール3:デッドプール&ウルヴァリン」を映画館で観てきました。とても面白かったので、この映画に関連して、マーベルと20世紀フォックスとの間にある「愛憎劇」について詳しくお話しします。
1990年代、マーベルは深刻な財政難に直面していました。その結果、キャラクターの映画権を外部に売却することを余儀なくされ、X-Menやファンタスティック・フォーといった主要なキャラクターが20世紀フォックスに渡ることになりました。当時のマーベルは、自らのキャラクターを映画化するための資金や技術が不足していたため、このような決断を下すしかありませんでした。
その後、20世紀フォックスは、X-Menシリーズで大成功を収めました。2000年に公開された『X-Men』は、スーパーヒーロー映画ブームの先駆けとなり、ヒュー・ジャックマンが演じたウルヴァリンは、特にファンの間で大きな支持を得ました。
しかし、すべてが順調だったわけではなく、特に『ファンタスティック・フォー』シリーズは期待を裏切り、批評家からもファンからも厳しい評価を受けました。
20世紀フォックスが生み出したもう一つの成功例が、私が今週観た『デッドプール』シリーズです。ライアン・レイノルズが演じるデッドプールは、そのユーモアと独特なスタイルで、予算が限られているにもかかわらず大ヒットを記録しました。特に、R指定という制限の中でこれだけの成功を収めたことは、20世紀フォックスにとって大きな功績となりました。
2019年、ディズニーは20世紀フォックスを買収し、映画業界に大きな影響を与えました。この買収により、X-Menやファンタスティック・フォー、そしてデッドプールといったキャラクターが再びマーベル・スタジオの管理下に戻り、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に統合される道が開かれました。この買収は、長年続いた「愛憎劇」を終結させ、新たな物語の幕開けを意味しています。
20世紀フォックスとマーベルの関係は、決して平坦な道のりではありませんでしたが、その結果として生まれた映画は、映画史に残る名作となりました。『デッドプール3:デッドプール&ウルヴァリン』は、その集大成ともいえる作品であり、この歴史を知ることで、さらに深い楽しみを見つけることができるでしょう。
今後、デッドプールやX-Menがマーベルにどのように統合されていくのか、非常に楽しみです。この「愛憎劇」の次の章がどのように展開されるのか、引き続き注目していきましょう。
こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「牛乳石鹸に見る商品の意味転換」についてお話します。「牛乳石鹸」は「牛のマークの牛乳石鹸」として親しまれてきた石鹸のブランドです。特に有名なのは、看板商品でもある「カウブランド赤箱」と呼ばれる石鹸でしょう。この石鹸は「赤箱」という呼び名で広く知られています。恐らく多くの方が使用したことがあるのではないでしょうか。
1928年から販売されているロングセラー商品の赤箱ですが、ハンドソープなどの競合商品の人気や不景気などが原因で売り上げが低迷し、存続も危ぶまれるほどの事態に陥った時期があるのです。ですが、2011年に「赤箱再生プロジェクト」が立ち上げられたことをきっかけに、赤箱の人気が再び高まりました。
赤箱再生プロジェクトでは、かつての「牛乳石鹸」という名前でなく「赤箱」いう名前の知名度向上を主目的とし、まずはパッケージデザインを変え、赤箱の特徴がユーザーに伝わるようわかりやすくアピールしました。また、石鹸に馴染みの少ない子供世代にアプローチするために、小学校で手洗いの授業を行いました。商品パッケージの見直しや、地域をターゲットにした活動など、様々な手法で赤箱の宣伝が行われました。
そうしている中、赤箱が「@cosme ベストコスメアワード2015」におけるベスト洗顔料に選ばれました。実はこれはユーザーの「赤箱は洗顔にいい」というクチコミによる受賞でした。赤箱再生プロジェクトでは赤箱を洗顔料として宣伝するということはしていなかったのです。そのため、当時会社内では意外な結果に驚く声が多かったといいます。しかしこの受賞をきっかけに、「赤箱が洗顔料として評価されているなら、それに応じた形の宣伝をしよう」と赤箱を洗顔料として使ってもらう方向に転換、そしてこれが赤箱人気に絶大な効果を発揮したのです。
「せっけんを使ったことがない20代女子」を新規ターゲットに加えて、「伝統、安心の身体洗浄料」から「洗顔にも使えるプチプラコスメ」に商品価値の主軸を変更しました。そこで「赤箱女子」という「こだわりをもって赤箱で洗顔している女性」を指すワードが生み出され、商品自体は変えないまま見せ方や商品の意味を大きく変えて新規ターゲットにアプローチしました。赤箱女子を増やすための施策として、2018年には京都「赤箱 AWA-YA in KYOTO」という企画が開かれました。期間限定店舗で若い女性向けに泡ハンドパックや泡だて体験、限定のオリジナルグッズの販売が行われ、注目を浴びました。店舗のデザインは赤箱のパッケージを用いたレトロな雰囲気のもので、これが若い女性たちに好評だったようで、SNSでも話題を呼びました。
実は私も赤箱をよく使っているのですが、この記事を書くまで赤箱再生プロジェクトについても赤箱女子についても知りませんでした。普段何気なく使っている商品、特にロングセラー商品は価値や意味が固定化されがちです。しかし赤箱のように、価値の主軸を刷新し適切なデザインとマーケティングをすることで人気を取り戻すことも新規ユーザーの獲得も可能なのです。「商品の見せ方」がいかに重要かわかるエピソードですね。
皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今回はイベント協賛のメリットについてお話します。
夏真っ盛りのこの時期には各地域で花火大会や夏祭りが開催されていることでしょう。それらのイベントの開催には協賛企業の存在が欠かせません。では、企業にとってはイベントに協賛することにどのようなメリットがあるのでしょうか?
1つ目は至極当たり前のことではありますが、企業の認知度が上がることです。ただ、協賛するイベントを選ぶことで自社を認知してほしい層の認知率を高めることができます。例えば、地域のお祭りや花火大会に協賛すればその地域での認知率、スポーツイベントに協賛すればスポーツを親しんでいる人からの認知率を高めることができます。自社がどのような人に認知してほしいのか考慮しつつ、協賛するイベントを選ぶとよいでしょう。
2つ目は企業のブランドイメージの向上です。学生・教育機関が主催するイベントに協賛すれば企業には「教育関係に前向き」というイメージが付きます。このように協賛するイベントの内容に応じて企業のブランドイメージを向上させることができます。また、イベントの協賛によって企業の社会的責任(CSR)を果たすことにもつながるため、その点でも企業のイメージの向上が期待できます。
3つ目は地域社会でのつながりを増やせることです。イベント協賛企業には地域を代表する企業も参加することが多いです。そのため、イベントに協賛することで異業種の経営者や自社よりも規模が大きい企業などつながりを持てる点が大きなメリットです。
最後に福利厚生につながるというメリットもあります。イベントに協賛するとお礼として招待券などの物品が提供されることが多く、花火大会などでは指定の場所で花火を楽しむことができます。これは福利厚生の充実につながり、社員のモチベーション向上につながります。
こんにちは、皆さん。Buddieateスタッフの周です。今週の注目トピックとして、最近の経済ニュースについて詳しくお話しします。今回は、アメリカの債務問題、日本の金利政策、そしてアメリカの金利引き下げについて具体的な記事を交えながら分析していきます。
①アメリカの債務問題
最近、アメリカの国債に関するニュースが大きく取り上げられています。2024年には、7.6兆ドルの国債が満期を迎える見込みです。これは全体の約31%に相当し、市場に大きな影響を与えると予想されています。PIMCOのエコノミスト、ペダー・ベック=フリース氏は、この債務が短期的には大きな危機を引き起こすことはないと述べていますが、財政政策の変更が必要になると指摘しています。
FRBの量的引き締め(QT)政策も、金利上昇に拍車をかけています。これにより、政府の借入コストが増加し、長期的には財政の持続可能性が問われることになるでしょう。
②日本の金利政策
一方、日本銀行は最近、金利を引き上げる決定を下しました。これは、持続的なインフレ圧力に対応するためです。エネルギー価格の上昇とともに、日本の消費者物価は上昇しており、日本銀行はこれを抑制するために金利を引き上げる必要がありました。日銀の黒田総裁は、「安定した経済成長と物価安定を実現するために、適切な政策を継続する」と述べています。
③アメリカの金利引き下げ
アメリカでは、FRBが金利を引き下げる可能性が高まっています。最近の経済指標は、インフレ率の低下と経済成長の鈍化を示しており、FRBのパウエル議長も「適切なタイミングでの金利引き下げを検討している」と発言しています。金利引き下げは、経済活動を刺激するための重要な手段ですが、同時にドルの価値を下げるリスクもあります。
経済的影響のまとめ
これらの経済政策の変化は、世界経済に大きな影響を与える可能性があります。例えば、アメリカの金利引き下げと日本の金利引き上げの組み合わせは、為替市場でのドル安・円高をもたらす可能性があります。これは、日本の輸出企業にとっては不利な状況を生み出す可能性があります。
また、アメリカの巨額の債務が長期的に持続可能であるかどうかも注視する必要があります。財政政策の適切な改革が行われない場合、将来的にはさらなる経済不安を引き起こす可能性があります。
こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「飲料水人気の高まり」についてお話します。サントリー食品インターナショナルなどが今年3月に実施した調査によると、高校生と大学生が最も飲む清涼飲料水は、お茶やジュースではなくミネラルウォーターであるという結果が出ました。
個人的に水を買って飲む習慣がない私はこの調査結果を見てたいへん驚きました。しかし思い返してみると、周囲の人でも毎日のようにミネラルウォーターのペットボトルを持ち歩いている人が散見されます。また、都市部に住んでいる人が「水道水がどうしても口に合わない」と言ってミネラルウォーターを定期購入しているという話も耳にします。
それを踏まえても、清涼飲料水の王道というイメージがあったお茶やジュースを凌いでミネラルウォーターがトップの地位を獲得したことは衝撃的です。この結果には、前述の理由の他にも何か背景があると考えられます。
調べていて特に納得できた説が「無味無臭であるため、どのシーンでも飲める」、「温くなっても味が落ちない」、「物価上昇により低価格大容量のミネラルウォーターが人気になった」というものです。ミネラルウォーターが他の飲料水と比べて優位である点には、「周りを気にせずに飲める」、「味の変化がほとんどない」、「比較的安価」などが挙げられます。その3要素を考えると、「教室など多くの人が近距離かつ高密度に集まっている場所にいる時間が長い」、「冷蔵庫のある場所にいない」、「使えるお金が少ない」という特性を持った学生たちに人気があることにもうなずけます。
恐らく今回お話しした以外にも、学生にミネラルウォーターが人気であることの要因はあるでしょう。急激に猛暑日が増え始めたここ数年間のトレンドに終わるのか、あるいはこれから先もトップを保ち続けるのか、ミネラルウォーター人気の行き先が気になりますね。
こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「日本国内におけるカプセルトイブームの主要因」についてお話します。カプセルトイは、「ガチャガチャ」と呼ばれ、50年以上前に日本に導入されて以来多くの人が楽しんできました。そんなカプセルトイの市場規模は2012年から2022年の10年間で2倍以上に成長しました。今回はその理由や関連する事柄についてお話ししていきます。
近年のカプセルトイ市場の拡大の要因はカプセルトイ専門店の登場であるとされています。確かに、大きなショッピングモールで多様なお店が立ち並ぶ中、専門店としてカプセルトイだけが並んでいるスペースをここ数年で見かけるようになったように思います。最近までも若干子供向けのイメージが強かったカプセルトイでしたが、他のお店の隣に並ぶ専門店の形をとったことで、自然に足を踏み入れやすくなり大人だけで楽しむハードルがぐっと下がりました。
また専門店の登場に並ぶブームの要因として「女性ファンの増加」が挙げられています。カプセルトイが女性人気を得たきっかけとされているのが、2012年の「コップのフチ子」の大ヒットです。その名の通りコップのふちに置ける女性のフィギュアはこれまでのカプセルトイのファンではなかった若い女性を中心に好評となりました。2012年という、SNSが世に浸透し始めた時期であったこともこのブームに貢献しているとされます。
このようにして、かつては子供向け玩具の販売方法のひとつに過ぎなかったカプセルトイは、ゲーム市場と同様に幅広い層の支持を獲得しました。しかしカプセルトイがカルチャーとしてこれほどまで盛り上がった国は日本以外にあまり見られません。日本でカプセルトイが盛り上がった理由は、当然漫画やアニメといったカルチャーの土壌が整っていたという部分も大きいですが、そこへ「コレクション好きな国民性」、「カプセルトイの成す低コスト/高クオリティの両立」、「形態の自由度の高さ」ということが上手に重なったことがファンの絶えない理由と考えられます。
クリエイター側はこれを充分に理解した上で、何が多くの人々に刺さるのか、何をしたら強いインパクトを与えられるのか、SNSで話題になることができるのかと試行錯誤を重ねています。月に400もの新商品が生み出される短期大量競争のなかで生き残るために、製作者はマスを狙いつつもこだわりを持ちながらアイデアを練っています。そうして今日も新しいカプセルトイが生まれ、ブームが続いていくのです。
こんにちは、皆さん。Buddieateスタッフの周です。今週はドナルド・トランプの銃撃事件と、それがアメリカ大統領選挙や世界情勢に与える影響についてお話しします。
2024年7月13日、ペンシルベニア州での演説中にドナルド・トランプが銃撃される事件が発生しました。幸いにも軽傷で済みましたが、この事件は今後のアメリカ大統領選挙と国際情勢に大きな影響を与えることが予想されます。
トランプの再選がほぼ確実視される中、その強硬な外交政策が再び前面に出ることが考えられます。特にロシアとウクライナの紛争に対するアメリカの関与が深まる可能性があります。トランプは以前からロシアに対して厳しい姿勢を示しており、軍事的および経済的な支援が増加することが予想されます。これにより、紛争はさらに長期化し、国際社会の緊張が高まる可能性があります。
また、日中貿易関係も再び緊張するでしょう。トランプは「アメリカ第一主義」を掲げ、中国に対して厳しい貿易制裁を行ってきました。再選後もこの路線を継続することで、両国間の貿易摩擦が再燃し、国際的なサプライチェーンに影響を及ぼす可能性があります。これにより、世界経済全体に不確実性が増し、特に新興市場においては経済的な不安定が広がるかもしれません。
トランプの再選により、アメリカ経済は短期的には安定する可能性がありますが、長期的には多くの課題に直面するでしょう。特に、対中関税の強化や輸入規制が続くことで、アメリカ国内の物価上昇や消費者コストの増加が懸念されます。また、企業の海外進出に対する制限が強化されることで、国際的なビジネス環境が悪化し、投資が減少する可能性があります。
さらに、エネルギー政策においても大きな変化が予想されます。トランプは化石燃料の利用を推進する立場を取っており、再選後もこの方針を続けるでしょう。これにより、再生可能エネルギーへの投資が減少し、気候変動対策が後退する可能性があります。
ドナルド・トランプの再選は、アメリカ国内外に大きな影響を及ぼすでしょう。ロシアとウクライナの紛争、日中貿易摩擦、そしてエネルギー政策の変化が予想され、これらが世界情勢と経済にどのような影響を与えるか注視する必要があります。今後の動向に注目し、適切な対応策を検討することが求められます。
皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今回は電車内広告の効果について考察していきます。
皆さんは電車に乗っている時間をどのように過ごしていますか?私は今では本を読んで過ごすことがほとんどですが、小学校の低学年ぐらいまでは電車内のモニターに映るCMやクイズ、天気予報などをずっと眺めていました。
そんな電車内の広告(以下交通広告)もスマホの普及に伴って数を減らしており、2021年には週刊文春と週刊新潮が車内の中づり広告を終了しました。
このような状況でも、電車内には結構な数の広告を掲載されています。電車内に広告を掲載している企業はなぜ、数ある広告媒体の中から電車内の広告に目を付けたのか不思議ではありませんか?交通広告に割いている予算をネット広告に回すという選択肢もあるはずです。この疑問について、JR東日本のデータから考察していきます。
まずは広告到達率についてです。広告到達率とは調査対象広告を掲出期間内に「見た」または「見たような気がする」と回答した人の割合です。交通広告の広告到達率は中づり、まど上、ドア横など掲載場所によって変化しますが、おおむね45~50%程となっています。山手線の1週間の当たりの利用者数は2021年のデータでは1581万人にのぼり、広告到達率を掛け合わせると1日当たり90万人ほどに広告が認知されるという結果となります。
次に広告に対する印象の調査結果を見てみましょう。「しつこい/深いに感じる」「わずらわしい/邪魔に感じる」という項目に対して「はい」と答えた割合はネット広告で24%、テレビCMで10%に対して交通広告はおよそ5%という結果になっています。このことから、交通広告はテレビCMやネット広告と比べてネガティブな印象を与えにくいということがわかります。一方、「つい見てしまう」という項目に対して「はい」という答えた割合はネット広告で15%、テレビCMで26%に対して、交通広告は30%という結果となっており、交通広告はネット広告の2倍ほど見られやすいということがわかります。
単純接触効果と呼ばれる現象はご存じですか?単純接触効果は人々が同じものに繰り返し接触を重ねることで、そのものに対して好意的な態度が形成されるという現象です。交通広告にも単純接触効果が成り立っていることが考えられます。電車の利用者の一定数は通勤・通学などでほぼ毎日特定の路線を利用することになり、よって毎日同じ広告を見ることになります。それにより単純接触効果が発生し、広告自体そして広告で宣伝している商品に対して好意的になるのではないでしょうか。先ほどの引張の調査結果でネガティブな印象が少ないことも単純接触効果が発生したと考えれば一つの説明になります。
よって、私は毎日同じ人に確実広告を見てもらうことで、商品に対する好感度を上げてもらうために電車内に広告を掲載していると考えます。
こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「ペルソナ設定」についてお話します。
ペルソナとは、「その商品・サービスのターゲットとなる、架空の典型ユーザー像」を指すマーケティング用語です。新しく商品やサービスの企画し、販売方法まで適切なマーケティング戦略を構築するために、ペルソナの設定は必要不可欠となります。
単なるターゲットの設定で取り決めるのは「20代男性」など年齢や性別など大まかな部分のみになりますが、ペルソナの設定では名前から職業、住居、家族構成から趣味嗜好まで、あたかも実在する人物のように、非常に詳細な部分まで取り決めて、架空の人物を作り上げます。
ペルソナを設定することのメリットは、より詳細な部分まで詰めたアイデアを練りやすくなること、企画チーム内でのイメージのずれによる齟齬が生まれにくいこと、性格や生活習慣なども考慮したものを作れることなどがあります。ペルソナを作り上げるためには、お客様へのアンケートやインタビューで情報を集め整理しなければならないため、少なからず手間と時間がかかります。また、先入観を持ってはいけない、自社の理想を入れない、定期的なブラッシュアップをしなければならないなど、注意点もあります。企画の根幹を作り上げるためペルソナ作りを雑に行っては後々影響が出てしまいます。また揺らぎやすい、如何様にも解釈ができてしまうような曖昧さは極力避けなければなりません。1人の人物像を作り上げることは、簡単そうに思えても意外と難しく、コツがいるのです。
最近は具体的な人物の特徴と悩みを入力すると自動的にペルソナを作ってくれるAIサービス「Insight Journey」というものがあります。実際に使ってみると、詳細な架空の人物像、課題点とその理由、更にその人物へのインタビューまで出力されました。これでペルソナ設定のすべてができる、という訳ではなさそうですが、一アイデアのもととしては有力なツールになる、と感じました。
本日は商品・サービス企画の重要なプロセスであるペルソナ設定に関してお話ししました。この手法は企画段階だけでなく、既存の商品やサービスの見直しにも使えます。現時点で新企画を立てる予定がない事業者様も、実践してみてはいかがでしょうか。