皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今回はウイスキー市場の救世主「ハイボール」についてお話します。

近年ウイスキー市場の急拡大が続いていて、サントリーは今年、蒸溜所に100億円規模の設備投資を実施すると発表しています。ハイボールの売り上げも増加しており、2022年9月から2023年8月の1年間のハイボールの売り上げは前年比20.2%と大幅に増加しています。ウイスキー市場は右肩上がりで成長しているのです。

ウイスキー市場のピークは1983年に迎えており、ピーク後は2008年まで右肩下がりに市場規模は落ち込んでいました。市場規模が落ち込んだ大きな原因は「ウイスキー=おじさんが飲むもの」というイメージが定着したことによる「若年層のウイスキー離れ」とウイスキーの度数の高さからウイスキーの需要は居酒屋やレストランでは選ばれず、2軒目でようやく選択しに入るという「2軒目需要」となっていたことです。

サントリーは改めて市場調査を行った結果、サントリーがおすすめしていた水割りやロックの飲み方は消費者には濃すぎていたということが判明しました。水割りやロックの度数が約12%に対し、消費者は度数8%が一番おいしいという回答を示していました。この結果からサントリーは1軒目から飲める新たなウイスキーの飲み方として自社ブランドのウイスキー「角瓶」を使用したハイボール「角ハイボール」を売り込んでいきました。

サントリーは「各ハイボール」のマーケティングを行う際に知名度向上を重要視していました。当時はハイボールの知名度が今ほど高くなかったからです。テレビCMでは「角ハイボール」の作り方を紹介し、誰もが家で再現できるようにすることで知名度を向上させていきました。こうして現在のハイボール人気とウイスキー市場の復活を成し遂げました。

2008年当時はサントリー内でもウイスキーをジョッキに入れ、レモンを絞るという伝統から外れた飲み方であるハイボールへの批判は強かったそうですが、伝統を破ってまで消費者の需要を満たす商品を開発し、新たな市場を創造したことがサントリーのすごさだと思います。

こんにちは。Buddieateスタッフの周です。前回のブログでお知らせした通り、今週は最新のトレンドを取り入れた革新的な「トラフィック獲得戦略」について掘り下げてみます。デジタルマーケティングの世界は日々進化しており、新しい手法を理解し適用することは、オンラインでの成功に不可欠です。

①動的コンテンツの活用
個々のユーザーの興味や過去の行動に基づいてカスタマイズされたコンテンツのことを「動的コンテンツ」といいます。動的コンテンツはエンゲージメントを高め、訪問者の滞在時間とインタラクションを増加させます。例えば、ユーザーが以前に興味を示したトピックに関連する記事や商品を推薦することが挙げられます。

②AIを活用したチャットボット
AI技術を利用したチャットボットをウェブサイトに導入することで、訪問者の問い合わせにリアルタイムで応答し、よりパーソナライズされたユーザー体験を提供します。これにより、ユーザーの関与度を高め、最終的にはコンバージョン率の向上につながります。

③ビデオコンテンツの最適化
動画はウェブトラフィックを増加させる強力なツールです。動画をウェブサイトやソーシャルメディアプラットフォームに組み込むことで、よりダイナミックで視覚的に魅力的なコンテンツを提供できます。特に、製品のデモンストレーションやチュートリアル、ビハインドザシーンズなどが効果的です。

これら4つに加え、トラフィック獲得のための追加のヒントを提示します。
Ⅰインタラクティブな要素の導入: クイズ、アンケート、インタラクティブなインフォグラフィックを使用して、ユーザー参加型の体験を提供します。これにより、エンゲージメントが増し、共有される可能性も高まります。

Ⅱマイクロインフルエンサーとの協力: ニッチな市場に特化したマイクロインフルエンサーと協力することで、特定のターゲットオーディエンスに直接リーチできます。彼らの信頼性と影響力を利用することで、効率的なトラフィック獲得が期待できます。
データドリブンなアプローチ: ウェブ分析ツールを使用して、トラフィックの流れやユーザー行動を定期的に分析し、戦略を調整します。データを基にした意思決定は、より効果的なマーケティングキャンペーンの実施につながります。

デジタルマーケティングの世界では、常に新しい技術やアプローチが登場しています。これらの最新の戦略を積極的に取り入れ、適切に適応することが、オンラインでの成功を左右する重要な要素となるでしょう。

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「『ヤクルトレディ』というビジネスモデル」についてお話します。

「ヤクルトレディ」は、ヤクルト社独自の販売システムです。ヤクルトレディの主な仕事内容は、顧客の家々やオフィスに訪問し、ヤクルト社の商品や健康情報をお届けする、といったものになります。ヤクルトレディというシステムは1963年に始まりました。ある時、高松にあったヤクルト社の営業所が顕著に業績を上げていることが判明しました。
要因を分析したところ、その営業所ではスタッフとして主婦の方々を積極的に採用していたことがわかり、それが高い業績に繋がっているのではないか、ということで他の事業所でも販売スタッフとして主婦の方々を多く採用したところ、見事に売り上げが伸びました。やがてそれが全国の営業所でヤクルトレディとして定着しました。

考えてみると、一般家庭をターゲットにしている訪問販売で、対応する可能性が最も高いのは主婦であると考えられます。そう捉えるとターゲットと同じ立場、主婦であるヤクルトレディがこの販売システムで業績を上げたことにも納得がいきます。ちなみにヤクルトレディが採用されているのは日本だけでなく、アジア諸国や南米地域では現地の主婦たちがヤクルトレディとして販売を行っています。このシステムは日本から次第に広まり、世界全体でのヤクルトレディ総数は8万人以上に達するといいます。

ヤクルト社はヤクルトレディたちが働きやすい環境づくりも手厚く行っています。ヤクルトレディとして働くママを応援したいとの考えから、彼女たちをサポートするためにヤクルト社は全国に約870か所の保育所を設けています。このことからもヤクルト社が続いていくためにヤクルトレディたちがどれほど大切かということが伺えます。
また、ヤクルトレディはヤクルト社の売り上げのみならず、地域住民とのコミュニケーションや安全確認などの役割も果たしています。ヤクルトレディが定期的に訪問していた家庭の新聞受けに新聞が大量にたまっていたことを不審に思い、中に入ってみると衰弱した男性が発見されました。この件では、ヤクルトレディのアクションがあって男性の命が助かったと言われています。

企業活動の要であり、社会や日常の安全にも貢献しているこのビジネスモデルは非常に珍しく、また大変意義のあるものだと言えるでしょう。

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今回は無印良品のブランド戦略についてお話します。
無印良品は国内と海外合わせて1251店舗も展開しており、世界中で人気のあるブランドとなっています。無印良品の大きな特徴は商品のラインナップの豊富さです。食品や文房具、衣服などに始まり家電や家具などの大きなものまで非常に多岐にわたる商品を提供しています。

しかし、無印良品のこのような特徴は私の考えからすると不思議な特徴でした。「マーケティングではまずターゲットを絞ることが一般的にもかかわらず、無印良品では特定のターゲットを設定していないため、十分なマーケティングができないのでは?」とか「様々なジャンルの商品を扱うと「「家電なら電気屋さんのほうが性能がいいモノを扱っている」」「「洋服を買うなら専門店のほうが種類豊富」」といった状態になり他の店に客が流れてしまうのでは?」と考えていました。

ここで、アメリカの経営学者であるデイヴィッド・アーカーが唱えたブランドが顧客に提供する4つの価値を紹介します。1つ目の「機能的価値」は商品やサービスに規定されている物理的、機能的な効用です。2つ目の「情緒的価値」は購入プロセスや使用経験において何かを感じるようにさせる能力です。3つ目の「自己表現価値」は実際の自分や理想化された自己イメージを表現するための手段です。4つ目の「社会的価値」はアイデンティティや所属感覚をもたらし、社会的集団に所属させる手段です。

無印良品の商品はシンプルであるためどのような人でも抵抗感なく使用することができ、一定の品質を維持しています。さらに顧客の声が新たな商品開発につながることもあります。これらをふまえて、無印良品を4つの価値に当てはめてみると次のようになります。

「機能的価値」は商品が豊富であるため必要としているものが見つかるということです。
「情緒的価値」は必要であり機能がすべて詰まっていることから「これでいい」「これで十分」という感覚を与えます。
「自己表現価値」は「身の丈・等身大で感じの良い生活を送っている自分」です。
「社会的価値」は自分の声が新たな商品開発につながることから生じる団結間です。

「機能的価値」「情緒的価値」だけでは無印良品のような競合が多い業界では差別化を図ることは難しいですが、「自己表現価値」「社会的価値」まで与えることで競合に模倣されにくく、顧客との関係性を強めることができるのです。
無印良品で扱っている商品が同業他社と比べてダントツで優れているわけではなくても、無印良品は商品を使用した顧客の体験を含めたブランドであるため人気であるということになります。

こんにちは。Buddieateスタッフの周です。今週は、デジタルマーケティングにおける重要なプロセスである「トラフィック獲得(集客)」に注目し、その戦略とテクニックを深掘りしてみました。トラフィック獲得は、ウェブサイトやオンラインプラットフォームへの訪問者数を増やすことを指し、デジタルマーケティングの成否を左右する要素です。

①SEO(検索エンジン最適化)
ウェブサイトのコンテンツや構造を最適化することで、検索エンジンの結果ページ(SERP)でのランキングを向上させ、オーガニックな検索トラフィックを増やします。キーワード選定、メタデータの最適化、内部リンクの改善が重要です。
コンテンツマーケティング 高品質で価値あるコンテンツを提供し、ユーザーの関心を引き、共有を促します。ブログ記事、ビデオ、インフォグラフィックなど様々な形式で、ターゲットオーディエンスとの関係を深めます。
ソーシャルメディアマーケティング Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアを活用して、ブランドの可視性を高め、ウェブサイトへの直接的なトラフィックを促進します。定期的な投稿更新とフォロワーとの積極的な交流が鍵です。

②実践的な集客テクニック
広告キャンペーン PPC(ペイ・パー・クリック)広告やソーシャルメディア広告を利用して、特定のターゲット層に直接リーチします。Google AdWordsやFacebook Adsが広く使用されています。
インフルエンサーマーケティング 業界の影響力者との協力により、彼らのフォロワーにリーチし、ブランド認知度を高めます。インフルエンサーとのパートナーシップは、信頼性と関連性のあるトラフィックを引き寄せる効果的な方法です。
メールマーケティング 定期的にニュースレターやプロモーション情報を配信し、既存の顧客をウェブサイトに再訪させます。メールリストの構築と維持は、長期的な顧客関係を強化し、持続的なトラフィック源となります。

【来週の予告】
来週は、最新のトレンドに沿って、さらに革新的な「トラフィック獲得戦略」について取り上げます。デジタルマーケティングの世界では常に新しい手法が登場しており、これらをいち早く取り入れることが競争優位性を確保するための鍵となります。最新の戦略をいくつか紹介し、どのようにして実際のマーケティングプランに組み込むかを解説する予定ですので、お楽しみに!

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「yogiboの開発ストーリー」についてお話します。yogiboは主にビーズソファを製造、販売している企業で代表的な商品に「人をダメにするソファ」があります。「人をダメにするソファ」は人とほぼ同じサイズで、全身を包み込むような柔らかさを持っておりその名の通り「人をダメにする」ほどの寝心地、触り心地を誇ります。

そんなyogiboの始まりは、創業者であるEyal Levy氏の「妊娠中の妻のストレスをなくしたい。」という思いからでした。彼の妻は、普段からうつ伏せ寝が好きな方でしたが、妊娠したために普通のマットレスなどではうつ伏せ寝が難しくなってしまいました。それを見たLevy氏は、大きなお腹でも楽にうつ伏せに寝ることができるためのアイデアを考え始めました。
ある時彼は、伸縮性のある生地を見つけ、それを利用して大きなビーズソファを作ってみました。そのソファは圧迫感がなく、全身にフィットするような不思議な感覚を持ったものでした。彼が作ったソファのおかげで見事にうつ伏せ寝の問題が解決し、彼女は快適な妊婦生活を送れるようになりました。

Levy氏はそれからも地下室でビーズソファ製作をするようになりました。そして完成した製品を体験してもらおうと、ホームパーティーを開催したり、近所のお店で販売したりしてみました。すると多くの人から「そのソファ、欲しい!」というリアクションがありました。
これを受けてポップアップストアや近隣の専門店でも売るようになりました。この感動を広めるために、自分の店を持つしかないと彼は確信し、当時勤めていた会社を退職しました。そうして第一店舗を作り、yogiboを広めていくことが彼の仕事になりました。
Levy氏は祖父も父も事業家だったため、幼い頃から事業を興し、経営することを身近に感じていました。それもあってかyogiboは順調にその名を広め、店舗数もラインナップも拡大していきました。

今や世界中の人々を病みつきにしているyogiboはひとりの男性がパートナーを思いやる気持ちから始まりました。パートナーの幸せから、知人、近所の人、とyogiboで幸せになる人は輪が広がるようにして増えていきました。このストーリーはyogiboの特性とLevy氏の経営手腕があってこそのものではありますが、発明品が世に広まる形として理想的なモデルであると言えます。

皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。今回は「なぜAmazonの会議ではパワポ資料が禁止されているのか?」についてお話します。

皆さんは普段の会議で用いる資料をどのように作成していますか?私がサークルでの会議で用いる資料を作成する際は、パワポに箇条書きで要点を書き込んでいます。このようなタイプの会議資料は聞く側にとっても情報が整理されていてわかりやすいので、多くの団体・企業の会議に登場するのではないでしょうか。しかし、このタイプの会議資料はAmazonではほとんど見ることがありません

2006年、当時のAmazonのCEOであったジェフ・ベゾスは会議に出す資料はWord形式に限定し、パワポ資料は禁止というルールを定めました。さらには、会議資料のほとんどは1ページに収めるという決まりがあり、複数ページが認められるのは大型の案件やプロジェクトに限られるそうです。資料には箇条書き形式を廃し、文章で表現することが求められています。
なぜ会議時のパワポ資料禁止や箇条書き形式廃止というルールを作ったのか?その理由は読み手によって行間の解釈にぶれが生じるからです。会議に参加した人になら口頭で行間の意味を説明することができますが、会議に参加していない人が後で会議資料だけ読んだときに行間の意味を資料作成者と同じように解釈してくれるとは限りません。文章原なら行間を読む必要がなくなり、全員が共通した認識を持つことができます。

他にも、パワポによる視覚的効果によって平凡なアイデアが立派に見えることや、聞き手を分かった気にさせるだけで記憶に残りにくいといった問題もあります。
さらにパワポを禁止することで会議の効率を上げています。私もそうなのですが、パワポでの資料は短時間で作成できるので、会議直前になって思いついたことを列挙し、会議時に適当に飛ばしながら口頭で説明できます。一方、文章で会議資料を作ろうとすると、読んだときにつじつまが合うように最初から整合性をとらなくてはいけません。そのためには、時間をかけて文章を推敲する必要が出てくるので、結果的に会議資料の質が向上します。

Amazonの会議では最初の5分間は配布された資料を黙読する時間にあてているそうです。これにより、議題の全体像を把握し、自分がすべき質問をあらかじめ整理した状態で会議を始めることができます。これは、会議で起こりがちな発表者が説明中に、後で説明しようとしていた内容について質問が来てしまうということを防ぐことができます。

決してパワポが悪ということではなく、文章による会議資料は認識の違いをなくし、発表者も資料作成時に自身の考えを明確にすることができるため会議の効率が上がるということです。

こんにちは。Buddieateスタッフの周です。今週は、中国のテクノロジー大手、小米(シャオミ)の創業者である雷军氏が進める自動車製造プロジェクトにスポットを当ててみたいと思います。特に、この新しい分野への挑戦が中国の自動車産業、特に電気自動車(EV)セグメントにどのような影響をもたらすかに焦点を当てます。

小米は元々スマートフォンや家電製品で知られるブランドですが、雷军氏はさらなる技術革新の場として自動車産業、特に急成長が見込まれる電気自動車市場に目を向けました。中国政府の強力な支援とグローバルな持続可能性への推進により、この市場は大きな成長ポテンシャルを秘めています。小米の技術力と消費者エレクトロニクス市場での深い理解を活かし、競争の激しい自動車市場で独自の位置を確立することが狙いです。

2021年に正式発表された雷军氏の「造車プロジェクト」は、巨額の投資を伴う野心的なものです。小米は専門の自動車製造チームを設立し、業界の専門家を多数迎え入れています。このプロジェクトの目標は、先進技術を搭載したスマート電気自動車の開発と、2024年までの市場投入です。

小米の自動車プロジェクトは、AIやIoT(モノのインターネット)を駆使したスマート機能に重点を置いています。これには自動運転技術、車内エンターテインメントシステム、スマートフォンとのシームレスな連携などが含まれます。さらに、小米の既存のエコシステムとの連携を図ることで、消費者に全く新しいドライビング体験を提供することを目指しています。

電気自動車市場への参入は、テスラやNIOなどの既存プレーヤーとの競争、技術的課題、市場規制や消費者の期待の変化など、多くの挑戦を伴います。しかし、小米がこの分野で成功を収めれば、中国の自動車産業の革新を推進し、グローバルなEV市場における中国の影響力を強化することが期待されます。

雷军氏による「造車」の取り組みは、単なる新製品の開発を超えて、中国のテクノロジーと製造業の未来に大きな印を付けるものです。この大胆な一歩がどのように展開するかはまだ不透明ですが、その過程と結果は業界全体にとって非常に示唆に富むものとなるでしょう。

こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。本日は「テレビCMの流れる時間帯」についてお話します。

テレビCMを見ていると、どの時間帯にも流れるものも、特定の時間帯や番組の合間にしか流れないものもあることに気付きます。テレビCMが流れる時間帯には広告の効果を最大化するために重要な意味があります。これからテレビCMが流れる時間帯の名称とそれぞれに適したCMについてお伝えしていきます。

まず、CM放送の時間帯を全く指定しない方法を全日といいます。時間指定がないため、CMを放送するための単価が最も安くなる方法とされています。低コストのためか、全日でCMを放送している企業が最も多いといわれます。この方法は、特にターゲットを絞らず幅広い世代にCMを見て欲しいと思っている場合に適しています。CMは何度も見てもらうと認知度が高まり、広告としての効果が発揮されるため、放送数を多くしたい場合に採用されます。具体的なジャンルとしては食品、薬品、洗剤といった日用品など、生活をする上で誰もが必要とする製品やサービスのCMは全日が最適であるといえるでしょう。

平日の夜と土日の全ての時間帯に放送することを逆Lといいます。時間帯を取ると逆Lの字に見えるという理由でこの呼び名がつきました。逆Lで放送するCMのターゲットは成人した男女、社会人や学生などの若い世代です。逆Lの時間帯には自動車、アルコール飲料、家電、映画などのCMが多く見られます。

次に、平日の朝と夜、土日の全部の時間帯はコの字と呼ばれます。逆Lと同様に、成人した男女、働く人や学生などをターゲットとする場合に適しています。逆Lと異なる点としては、朝の時間帯にも放送するため通勤通学前の時間帯に見てもらえるということです。多くの人は通学・出勤前も帰宅後も同じチャンネルを見ていることが多いです。朝と夜ともに同じCMを見てもらえるため、認知度の高まりが期待できます。また、家を出る前に見るテレビ番組には情報番組などが多いです。このような番組は録画されることが少なく、飛ばし見したり、チャンネルを変えたりすることも少ないため、番組を見ている人々にCMを見てもらえる可能性が高いです。そういった意味でも朝に放送するCMは効果的であるとされます。

テレビCMの効果を最大発揮させるために、放送する時間帯は深く考えられているのです。何故か頭に残っているCMはどの時間帯によく見るのか、思い出してみると今日の話の内容もより納得できるのではないでしょうか。