こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。
本日は「古着ブーム」についてお話します。
これまでは「おしゃれ上級者が楽しむもの」というイメージが強かった古着が、近年は広く人気を集めています。
今や国内のファッションリユースの市場規模は1兆円に迫る勢いとなっているそうです。
その要因として挙げられるのが、SNSの存在とファストファッション人気の落ち着きです。
かつては雑誌がブームの教科書でしたが、現在はSNSがその役割を担っていて、各店舗はSNS発信に力を注いでいます。
また、ファストファッションだけでは個性が表れにくいと気付いた若者たちが他人との差別化のための選択肢として古着を選ぶようになりました。
ここまで、若者たちの中で古着が流行ったきっかけを書きましたが、
古着ビジネスは若者に限らず中高年世代にも人気があります。
しかし、若い世代とその上の世代の中で人気の古着には少し違いがあると言われています。
それが「価格帯」です。古着の価格帯は安価ものから高額なものまでと幅広いですが、
多くの若者はあくまで「他社との差別化」が目的であるため、やはり安価なものを選ぶといいます。
一方、30代~50代には高額な古着の人気が高いそうです。
以前起こった古着ブームの時に若者だった人々が、
その時はお金がなく手が出せなかった価格帯の古着を「今なら買える」といって買っていくそうです。
SDGs意識の促進やSNSの普及で、古着ブームはまだまだ続いていきそうです。
明けましておめでとうございます。
Buddieateの周です。今年も始まったばかりですが、すでに世界は多くの動きで満ちています。
今週は、特に経済面で注目される中国と日本の政府とビジネスの関係について、
その特徴と違いを深く掘り下げてみたいと思います。
日本の経済システムは、政府と民間企業との間の協力によって特徴づけられます。
日本政府は、特に高度経済成長期に、産業政策を通じて経済の発展を促進しました。
政府は企業に対して支援を提供しながらも、市場経済の原則に基づいた自由競争を重視しています。
このアプローチは、日本の長期的な経済安定と成長に貢献してきましたが、
時には国際的な貿易摩擦の原因ともなっています。
一方、中国では政府が経済活動に強い影響を及ぼしています。
国有企業が多くの重要な産業で中心的な役割を果たしており、
政府は経済成長を促進するための多くの政策を定めています。
最近では、プライベートセクターに対する規制が強化され、政府の経済に対する直接的な影響がさらに明確になっています。
これは、中国が市場経済と国家主導の経済を融合させた独特のモデルを構築していることを示しています。
この二つの国のアプローチの違いは、それぞれの国の歴史、文化、そして経済発展の段階に根ざしています。
日本では、政府は市場経済を促進する一方で、必要に応じて介入しています。
一方、中国では、政府が経済の多くの側面を直接管理し、国家戦略の一環として経済発展を推進しています。
今日のグローバル経済において、両国はそれぞれのモデルを通じて異なる課題に直面しています。
日本では、人口減少と革新的なビジネス環境の促進が主要な課題であり
、中国では国際ビジネス環境の変化と国有企業の効率化が重要な焦点となっています。
中国と日本の政府とビジネスの関係を理解することは、これらの国々の経済発展の鍵を握るだけでなく、
グローバルなビジネス環境における彼らの役割を理解する上でも重要です。
今後のビジネス戦略を考える上で、両国の経済運営の違いを考慮することが不可欠となるでしょう。
皆さん、あけましておめでとうございます。
スタッフの石堂です。
今週はキャッチコピーについてお話ししようと思います。
マーケティングにおいてキャッチコピーはとても大切です。
優れたキャッチコピーは意識していなくても人々の記憶に残ります。
例えば、intelがどんな製品を販売しているのか知らなくても、
「インテル入ってる」というキャッチコピーを知っている方は多いのではないでしょうか。
その結果、intelの製品を実際に見たときに興味を抱くことにつながるのです。
他にも企業のブランドの確立にも効果的です。
キャッチコピーを作る際は、まずターゲットを明確にすることが必要です。
ターゲットを絞ることで、キャッチコピーの方向性が定まります。
その時にターゲットが抱えているニーズや悩みも書き出していくとなおよいです。
次に商品の特徴を整理します。商品の強みや、買うことでどのようなメリットがあるのか、
他社商品と差別化している点などをどんどん書き出して行きましょう。
最後にターゲットのニーズと自社商品の特徴を結びつける言葉を考えます。
自社の強みを前面に押し出すのではなく、必ずターゲットのニーズと自社が伝えたいことが結びつくようにしましょう。
そうはいっても、魅力的なキャッチコピーを考えるのは難しいものです。
そこで、魅力的なキャッチコピーを作るコツを紹介します。
1つ目は、短くリズムよくすることです。
くもん、いくもん!(公文教育研究会)
やめられない、とまらない!(かっぱえびせん)
大人も子供も、おねーさんも。(MOTHER2 ギーグの逆襲)
これらのキャッチコピーはとても短く、韻を踏んでいたりとてもリズミカルで印象に残ります。
2つ目は、具体的な数字を盛り込むことです。
やっぱりイナバ100人乗っても大丈夫(稲葉製作所)
1000曲をポケットに。(iPod)
これらは商品の性能の高さを具体的な数字を使ってわかりやすく伝えています。
英語を話せると、10億人と話せる。(ジオス)
一方、このキャッチコピーでは「世界中の人と話せる」とするのではなく、
10億という数字を使うことでインパクトを与えています。
3つ目は、強い表現に言い換えることです。同じ意味を持ちつつ、より強調する言葉にすることで、強く印象付けることができます。
例えば、「おすすめ」を「買わなきゃ損」と言い換えたり、「安い」を「出血大サービス」とするなどがあります。
キャッチコピーは世の中に無数に存在するので、
それぞれのキャッチコピーが何を狙っているのか考えてみるのも面白いと思います。
こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。
本日は「受験生広告による企業のメリット」についてお話しします。
この時期になると各企業による受験生応援広告をよく目にするようになります。
モノを作る会社もサービスを提供する会社も、様々な形で受験生を応援しています。
私が受験生だった時も、いくつかの広告や受験生応援グッズに背中を押してもらっていました。
しかし、最近、企業による受験生応援広告を見ていて気になったことがありました。
それは「企業は何のために受験生応援広告を作っているのか」ということです。
どんな理由や形であれ、広告を作ることには当然コストや労力がかかります。
受験生を応援するという理由もありながら、企業に何らかの利益をもたらすことも当然目的であるはずです。
「では、具体的に企業は受験生広告を作ることで何を見込んでいるのか?」と気になったため、
受験生広告を実施することによる企業のメリットを調べてみました。
受験生広告のメリットのひとつは、「新規顧客の開拓、リピーター獲得」です。
受験生やその家族といった特定の層に向けたメッセージを送ることで、その層に強い印象を与えられます。
たとえそれまでその層に馴染みのない企業だったとしても、新規顧客に知名度を上げるチャンスなのです。
ある程度知名度のある企業でも、受験生向けのパッケージや宣伝文句を考えたり、
季節限定で受験生向け製品・サービスを作ったりすることで、短期的な売上アップが期待できます。
またその商品を気に入ってもらえれば、
受験が終わった後にもリピーターとして再び購入してもらえる可能性もあります。
もうひとつのメリットとして、「ブランドイメージ向上」があります。
受験生への応援を人の目に留まる場所で広告にすることで、
受験生を応援する温かい企業というブランドイメージをアピールすることもできるのです。
そしてもうひとつは、「SNS拡散による認知拡大」です。
これの成功例として2017年1月に大塚製薬が大阪阪急梅田駅で行った「受験応援STATION」があります。
カロリーメイトのパッケージに受験生へ向けたメッセージを書き、
SNSにアップしてもらうという参加型のイベントです。
顧客である受験生やその家族は毎年一定数おり、顧客にSNSで拡散させればかなりの宣伝効果が見込めます。
また、カロリーメイトに応援メッセージを書くという行為を根付かせることもできました。
受験生向けプロモーションのおかげで同製品に新たな使い方、意味が生まれたのです。
このように、受験生広告は受験生を励ましてくれるだけではなく、
企業にも大きなメリットをもたらしてくれるのです。
皆さん、こんにちは。Buddieateスタッフの石堂です。
今回は期待が高まる全固体電池についてお話ししようと思います。
現在世界中で全固体電池電池の研究・開発が盛んに行われています。
日本の自動車メーカーでも、日産自動車とホンダは2024年に試作用生産ラインを新設し、
トヨタは2027年に電気自動車での実用化を目指しています。
来年から日本でも全固体電池開発をめぐる競争がより激化することが予想されます。
では、なぜ世界中が全固体電池の開発に力を入れているのでしょうか?
それを説明する前にまずは、現在の二次電池の主流であるリチウムイオン電池について説明していきます。
リチウムイオン電池は充電可能な二次電池でスマートフォン、PCを代表とするモバイル機器や電気自動車など現在二次電池の主流として世界中で使われています。
もはや、リチウムイオン電池なしでは私たちは現在の生活を送ることは不可能だといえるでしょう。
しかし、これほど普及しているリチウムイオン電池には発火の危険性が伴っているのです。
環境省が2021年に行った調査では、リチウムイオン電池が原因とみられる火災が1万2765件も発生していることが分かっています。
リチウムイオン電池が発熱・発火する原因のほとんどはプラス極とマイナス極が直接つながることで起こるショートが原因です。
ショートは外部からの衝撃により電池が破損して起こるものと、
電池内部構造の劣化によって起こるものがあります。
何より恐ろしいのは、一度リチウムイオン電池が発火してしまうと一般的な消火方法では消火することができず、
完全に燃え終わるまで待つしかないことです。
さらには、発火したリチウムイオン電池からは一酸化炭素、フッ化水素、塩化水素などの有毒ガスが発生してしまいます。
携帯電話などの小さなものならまだよいのですが、もしも電気自動車のリチウムイオン電池が発火した場合、
とても大規模な火災になってしまいます。
2021年にアメリカのヒューストンで起きたリチウムイオン電池による火災では消火のために、
山火事消火用の世界最大級の消防用航空機が運べる最大水量約7.5万リットルを超える、
約10万リットルの水がたった1台の車に使われたそうです。
全固体電池はリチウムイオン電池とは異なり、ショートによる発火のリスクが非常に小さいという特徴があります。
加えて、高容量・高出力・高速充電・長寿命とリチウムイオン電池よりもさらに性能が良いのです。
さらに、折りたたんだり、切ったりしても問題なく動作する全固体電池の研究もおこなわれています。
これらが実用化されれば、電池を折り紙のように折りたたんで持ち運ぶことや、
スマートフォンのボディをまるまるバッテリーにすることも可能になるかもしれません。
全固体電池が実用化される時が来れば、世界中の産業が今とはがらりと姿を変えるでしょう。
こんにちは、Buddieateの周です。
今週は、ダイハツ工業における衝撃的な不正行為発覚とその深刻な影響について考察します。
この問題は、自動車業界だけでなく、広くビジネスエシックスと企業ガバナンスに関する重要な議論を提起しています。
ダイハツ工業では、1989年から30年以上にわたり、安全性能を確認する認証試験などで174個の不正行為が行われていました。
この長期にわたる不正行為は、企業文化や経営戦略の深刻な問題を浮き彫りにします。
特に、短期開発に対する圧力が不正行為を引き起こす一因とされています。
ダイハツの生産停止は、サプライチェーン、販売店、そして消費者に大きな影響を与えることが予想されます。
これにより、ダイハツだけでなく、親会社であるトヨタ自動車にもブランドイメージと信頼性の低下が懸念されます。
さらに、この問題は自動車産業の安全基準と品質管理の重要性を改めて浮き彫りにしています。
この不正行為は、企業が直面する経営上の課題として、
品質管理と企業ガバナンスの強化の必要性を示しています。
製品の安全性を保証するための厳格な品質管理体制と透明性のある企業運営は、消費者の信頼を維持する上で不可欠です。
ダイハツとトヨタグループがこの危機を乗り越え、再び消費者の信頼を獲得するためには、
根本的な組織文化の見直しとガバナンス体制の強化が必要です。
信頼回復のためには、透明性のある調査と改善策の実施、
そして公開された責任の明確化が求められます。
ダイハツ工業の事例は、企業経営における品質管理の重要性と、
経営戦略が企業文化に与える影響を浮き彫りにしました。
企業が長期的な成功と信頼を築くためには、短期的な利益追求だけでなく、倫理的かつ責任ある経営が不可欠です。
こんにちは。Buddieateスタッフの福島です。
本日は「時代性を表す福袋」についてお話します。
お正月の初売りでよく見られる福袋ですが、これは日本独自の文化であり、他の国にはないものです。
まず、福袋の始まりについてお話します。
福袋の起源は、江戸時代、呉服屋の越後屋(現在の三越)が、裁って余った生地の端切れを詰めた袋を「えびす袋」と称し販売したことであるとされています。
えびす袋は大変好評で、江戸中に広まりました。
その後、他のお店が越後屋のえびす袋を発展させて、「福袋」という名前で販売したことが、
現代の福袋の原型となりました。そのお店では端切れだけでなく、
金や銀をはじめとする貴重品や希少品を入れた福袋も売られたそうです。
また、中身が見えないよう封をしたことで、運試しやドキドキ感を演出しました。
この福袋は江戸市民から熱烈な支持を受けていたと言います。
江戸時代から「ドキドキ感」という要素を売りにしていた福袋ですが、
昭和初期から現在に至るまでの歴史を見てみると重視されるポイントや形態が若干変わっていることがわかります。
昭和時代に入ると、百貨店やデパートができたことに伴い、
さまざまな商品や価格帯の福袋が販売されました。
昭和の福袋になると、食品や雑貨なども入ってきましたが、
中身が見えない不透明な袋に入れられており、開けるまでドキドキするという典型的な特徴は変わりませんでした。
高度経済成長期になると、消費者のニーズも多様化したため、
福袋もより豪華でバラエティ豊かなものになっていきました。
家電や家具などの大型商品や、旅行券や自動車などの体験型商品が入った福袋が登場しだしたのもこの頃です。
また、高級ブランドや有名人とコラボした福袋も人気を集めました。
福袋を見ると当時の風潮や景気なども読み取れます。
昭和60年代から平成にかけて日本はバブル経済期からバブル崩壊後の不況を経験しました。
そこで消費者の価値観も変わりました。
消費者はより安く質の良いものを求める傾向が強まりました。
それは福袋の形態にも表れました。その象徴ともいえるのが、
中身が見える透明な袋や箱に入れられたり、中身が事前に公表されたりしたネタバレ福袋です。
「中身が見えないことによるドキドキ感」というこれまでの価値を壊してまで、
企業は消費者に「安心」を与えるようになりました。これは福袋の歴史において非常に大きな出来事です。
現在ではインターネットの発展で、事前予約や抽選制などが導入されたり、
中身が公開されたりすることもスタンダードになりつつあります。
令和に入ったあたりで、社会は多様性や個を尊重するようになりました。
同時に消費者の嗜好も多様化しました。
福袋でも、自分で中身を選べるカスタマイズ型のものが増えました。
また、消費者が福袋の中身をSNSで公開し、評判や感想を共有することが一般的になりました。
消費者は公式からの情報だけでなく、一般の購入者のレビューを参考とするようになりました。
福袋という日本のお正月ビジネスにおける伝統文化ですが、
こうして見ると時代に沿って大きく形を変えてきていることがわかります。
これからの福袋がどうなっていくのかを考えたり、
今売られている福袋もいつか令和初期の時代を表す歴史的なものになるかもしれない、
と考えて買ってみたりするのもまた面白いかもしれませんね。
こんにちは、Buddieateの周です。
今週は、電気自動車(EV)および新エネルギーソリューションの分野で
急速に成長している中国企業「BYD(比亚迪)」についてご紹介します。
BYDは、革新的な技術と環境に優しい取り組みで、世界的に注目されている企業です。
BYDは1995年に設立され、当初は充電式バッテリーの製造からビジネスをスタートしました。
その後、自動車産業に進出し、特に電気自動車の分野で大きな成功を収めています。
BYDは、電気自動車の開発と製造において、独自の技術と革新的なアプローチを持ち、中国国内外でその名を知られるようになりました。
BYDの主な成功要因の一つは、自社製のバッテリー技術にあります。
同社は電気自動車用の高性能バッテリーシステムを内製化しており、
これによりコスト削減と品質の向上を実現しています。
また、これらのバッテリー技術は他の産業、例えばスマートフォンやモバイルデバイスにも応用されており、
BYDの事業範囲の多様化に貢献しています。
BYDはまた、環境への影響を最小限に抑える製品を提供することで、
持続可能な開発にも積極的に取り組んでいます。
例えば、電気バスやソーラーパネルシステムなど、環境に配慮した製品の開発を推進しており、
世界中の都市の公共交通機関やビジネスで採用されています。
しかし、BYDは激しい競争と市場の変化に直面しています。
特に、電気自動車市場における競争は非常に激しく、テスラやその他のグローバルブランドとの競争にさらされています。
このため、BYDは持続的な技術革新と市場での差別化を図ることが重要です。
BYDの成長は、中国の自動車産業と新エネルギー市場の発展を象徴しています。
同社のビジネスモデルと戦略は、急速に変化するグローバル市場における革新と持続可能性の追求の優れた事例と言えるでしょう。
皆さん、こんにちは。
Buddieateスタッフの石堂です。
今回はクリスマスとマーケティングについてお話ししようと思います。
今年もクリスマスが近づいてきて、街のあちこちでクリスマスケーキやチキンのポスターやのぼりを見かけるようになりましたね。
皆さんは、クリスマスというと何を思い浮かべますか?
多くの方はケーキやチキン、もしくは赤い服を着たサンタクロースを思い浮かべるのではないでしょうか。
実は、クリスマスの定番ともいえるこれらのものはすべてマーケティング戦略によるものなのです。
まず、クリスマスにクリスマスケーキを食べる文化を広めたのは不二家です。
不二家は横浜で創業した年である1910年に季節限定の新商品としてクリスマスケーキを発売しました。
当時のクリスマスケーキは生クリームを使用しておらず、
ドライフルーツと洋酒を使って焼き上げたフルーツケーキに砂糖の衣をかけ、
アラザンをあしらったものであり、非常に高価で一般人が気軽に食べられるものではなかったそうです。
その後も毎年クリスマスの時期になるとクリスマスケーキを発売し、世間にクリスマス文化を浸透させていきました。
1952年に不二家が行ったクリスマスセールをきっかけに世間一般にもクリスマスケーキを食べる文化が浸透していきました。
次に、クリスマスにチキンを食べる文化を生み出したのは、
ケンタッキー・フライド・チキン(以下ケンタッキー)です。
クリスマスはケンタッキーの一番の稼ぎ時であり、日本では2018年の12月21日から25日までの5日間で69億円売り上げたそうです。
ところが、クリスマスにフライドチキンを食べるという行為は海外から見ると特異的であり、
日本人だけの文化といっても差し支えないでしょう。
なぜ、このような文化が日本に根付いたのか?それには、1974年にケンタッキーが行ったクリスマスキャンぺーンが非常に深く関係しています。
当時、日本では家族でクリスマスを祝う習慣があまり普及していませんでした。
そこで、ケンタッキーは「クリスマスにはケンタッキー」というキャッチコピーのもと、
「家族でクリスマスを祝うこと」に焦点を当てたクリスマスキャンペーンを行いました。
ここから、クリスマスにフライドチキンを食べるという習慣が生まれました。
クリスマスを祝う伝統がない日本で、ケンタッキーは「クリスマスにはケンタッキー」というキャッチコピーを打ち出すことで、
日本で商業的なクリスマスの伝統を作ることに成功しました。
最後に、サンタクロースは太っていて、赤い服を着ているというのイメージは、実は1931年のコカ・コーラの広告から世界中に広まりました。
それ以前は、サンタクロースに確固たる共通のイメージが存在しておらず、
小さな妖精の姿をしていたり、痩せていたり、厳格そうな男性であったり、青や緑、あるいは白の服を着ていたりと、サンタクロースのイメージはバラバラでした。
コカ・コーラはより温かみがあり人間らしいサンタクロースのイメージを作り、
クリスマスキャンペーンの広告塔にしようと考えました。
その結果、赤い服を着ていて、白い髭を生やし、太っているサンタクロースのイメージが誕生したのです。
クリスマスマーケティングのようなマーケティングは「記念日マーケティング」と呼ばれています。
記念日マーケティングはある特定の日を記念日とし、
イベント化して販促活動を行うことで商品販売の拡大を狙う手法です。
うまく定着すれば、1年に1回必ず需要を喚起することができ、消費の習慣化に導くことができます。
さらに、今まで商品・サービスに興味を持っていなかった人にも強い印象を残すことができます。
「土用の丑の日にはウナギを食べる」という文化は江戸時代から始まったそうですが、
ウナギの需要が減る夏に、「夏こそウナギを食べて栄養をつけよう」として需要を喚起していることからこれも記念日マーケティングの一つと言えるでしょう。
最近では11月11日は「ポッキー&プリッツの日」とされており、
SNSでは参加型のイベントが行われています。
「ポッキー&プリッツの日」前後の売り上げだけで通常時の1週間分の売り上げに匹敵しているそうです。
これも記念日マーケティングの一つと言えるでしょう。